<春休み企画>九州の百名山を制覇せよ(その3) | よっしいのアウトドア日記

よっしいのアウトドア日記

ロードバイクと登山を趣味にするアラフィフの日記です。
愛車はGIANT TCR ADVANCED PRO1です。
高校の時に山岳部だったので、若いころの記憶を思い出しつつ山に登っています。

さて、九州百名山巡りも3日目となりました。

昨夜は強い雨でしたが、それで放射冷却がなかったためか、そんなに寒くなかったです。

昨日と朝になっても昨日と違って、車が凍結していませんでした。

昨日の意天気予報では明け方に雨は止み、昼前には晴れてくるとのことでした。

朝は少しゆっくり目に出発し、やまなみハイウエイ経由で九重山に向かいます。

ロードバイクで走ってみたい景色が広がっています

赤川温泉の登山口に8時過ぎに到着します。

雨は上がっていますが、空はどんより曇っています。

駐車場は私の車1台だけでした。

昨日の雨を乾かすため、テントを張って出かけます。

九重山は噴火警戒レベル1のようで、特に規制地域はないようです。

赤川登山口から入山。

温泉地らしく、川が硫黄で真っ白。靴が白くなります。

車道を何度か挟んで、登山道を行きます。

まずは九重連山主峰の久住山を目指しますが、

.

眺望も何もない中で階段

階段が連続します。

少し開けましたが、眺望は全くありません。

その先も階段

階段地獄は続きます。バカ尾根の比ではない精神に来る攻撃です。

階段終わって岩場になったかと思えば、

山頂近くなって銀世界になりました。

何とか久住山に到着

気温は0℃ですが、風がものすごく強くて、すっかり雪山モードです。

視界も悪く、ルート外したらかなりまずいので、撤退も考えましたが

結構しっかりとルート案内のペイントがあります。

標識とGPS見ながら慎重に行けば問題なさそう。

予定ルートは天狗ケ城経由で引いていましたが、滑落注意とあったので方向転換。

御池周りに変更します。

御池はこの寒い中、凍りもせず水をたたえています。もしかしたら温水なのかな?

最高峰の中岳へあと少しまで来ました。

九重連山最高峰の中岳(日本百名山1791m)に到着です。

スマホのインカメラが白くなっています。ものすごく雪山感がありますね。

今回は南国の山ということで甘く見ていて、アイゼン・チェンスパを持たずに来ていました。

あと雨具がGORE-TEXのもので、この強風下でも問題はなかったのですが、手袋と足元が貧弱でそこが反省点でした。

中岳山頂から少し下ったところに避難小屋があったので、ここで昼食休憩しました。

昼食休憩をしてから、赤川登山口に向けて下ります。

いつしか雪は消え、眺望が開けてきましたが、

今度はドロドロの泥濘地獄が待ち構えていました、

まるで粘土の沼の中を歩いているような状態で

この通り、レインウェアの下が壊滅的にドロドロになりました。

その後、登山口を目指し、最後にピンクリボンに騙されて予定ルートを外しましたが、

何とか県道まで到達し、登山口に戻りました。

登山口に戻ったころに、うっすらと青空が。

今回の山行では唯一天候に恵まれませんでしたが、まあ無事下山できました。

距離的にも累積標高的にも、そんなに大変ではなさそうですが、結構きつかったです。

山は天候でだいぶ左右されるものですが、数値だけではないようですね。

 

さて、熊本でのミッションは完了し、鹿児島に向かうことにします。

九重山から熊本まではやまなみハイウェイ経由でそれなりに距離があって時間かかりましたが、なんとか想定時間内に熊本に到着しました。

3日間の走行距離は397kmでした。

返却時に給油すると16.65Lで燃費は驚異の23.8Km/L!軽自動車は偉大ですね。

さて、熊本駅に到着です。

くまモンがお見送りしてくれます。

九州新幹線の「さくら」にのりますが、

普通指定席で東海道新幹線のグリーン車と同じ2×2席です。

1時間もたたずに鹿児島中央駅に到着。意外と都会で驚きでした、

今夜の宿は天文館通りのネカフェなのですが

よくわからず天文館通りまで重たい荷物持って歩きましたが、市電もバスもあったようです。

ネカフェにテックインした後に

近くの料理屋で夕食です。黒豚のヒレカツ定食を頼みます。

自家製のさつま揚げが異常に柔らかくおいしかったです。

食事の後はネカフェに戻って、洗濯と明日の用意をして寝ます。

この旅行も折り返し地点を過ぎ、明日からは鹿児島編になります。

あと2日、お付き合いください。