炎日記(13) | ヴォーカルUのブログ

ヴォーカルUのブログ

 こう見えて…シャウト系ヴォーカル(ΦωΦ)Uの個人的ブログです(ex.NEKOMESHI(222)、XECSNOIN/THE EIGHT/LOW HEAD MACHINE etc…)

ほんの少しのわがまま。


変な時間に中途半端に寝て起きてしまった…



実は昨晩は出かける予定があったんだけど、炎がどうしても出かけちゃ嫌だえーんモードに入って、めちゃくちゃ暴れまくったので、予定を変更して家にいたのだ。




炎は全くわがまま猫ではない。




いつもお留守番だってお利口さんにしてくれる。




トイレ以外の場所でおしっこしたりしたこと(猫のストレスとか抗議行動の一つとも言われるもの)も一度もない。




でも、この「今日は絶対やだえーんえーんえーん」モードは、だいぶ前にも一回だけあって、その時も変更できる用事だったので、急遽変更していただいて、家にいた。




そんな我儘きいたら、次から毎回そういうことするようになるんじゃないの?て思う人もいるかもしれないけど、



ううん、それは絶対ないんです。炎はそういう猫なんです。



その炎が…だから、一大事なんです。



しかも自分がごねたから、私が予定を変更したこと、炎はちゃんとわかっていると思う。



私が家に居て落ち着いた後、ちょっと申し訳なさそうな顔をしてる。わかってるよ。大丈夫(笑)



だってあなたはいつも9割以上、私に合わせてくれているんだから。




私が忙しくしていてこの数日少し留守番が多かったから、不安になっても寂しくなっても当たり前だし、それは私が悪いんだし、人間だって「今日はどうしても側にいて欲しい」と思う時ってあるよね。




どうしても絶対外せない用事の時はムリだから我慢をお願いするし、猫様最優先で自分の予定を変えまくるのはいけないことだけど、炎が我儘を言うのは、今までのところ、何百回のうちの、たった1回。だから、それが変更しても大した差支えはない(私が後からなんとかできる、今から変更できる)ものであるならば、炎のために、私が自分の予定を変更するのは当たり前。




なので、猫や動物を飼うと、自由が制限されたり、お金がかかったり、こちらが犠牲になったり(もちろん犠牲だとは思ってないけどね)思い通りにいかないこともありますよ。




ということを、私は、



ただ単に「可愛い〜」「癒しが欲しいから動物飼いたい〜」と言う人に言いたい。




動物はあなたの癒しの道具ではないし、しもべではない。でも、こちらがしもべであってもいけない(笑)



私が病院とか外で炎を連れてると「大人しい子ですね」「お利口さんですね」て言っていただくことが多いのだけど、





そんなことはない(笑)




炎はめちゃくちゃ気が強いし、動きもすばしこいし、これは意外だと言われるんですが、よく噛む猫ですw








でもこれは、私が炎に「絶対に人間を噛んではいけない」という躾はしていないから。



それって飼い主としてダメじゃないの?躾しなきゃいけないんじゃないの?て思う方もいるかもしれないけど、



犬が噛むのと違って、猫はそもそも噛む動物です。



だから、炎は嫌なことをされたら噛んでもいい。その能力や抗議、攻撃の手段を奪いたくはないのです。



だってもし、私がいないところで炎が知らない人間に嫌なことをされた時、噛むことを躊躇してしまったら、されたい放題じゃないですか。そんな事は絶対させない。




だから、「噛み猫」で結構です。




でも炎は私や私の周りの人にはちゃんと力加減してるし、噛む猫なのに私が姪っ子ちゃんなんかには「この子は絶対噛まないから大丈夫だよ」て堂々と言ってるのは、炎は私が本気で「ダメだよ」と言った時はしないし、動物って、相手が赤ちゃんとかちっちゃい子供とか、ちゃんと分かって行動できるんですよ。




動物が言うこと聞かない、てお怒りになる人は、その子との信頼関係を築けていないだけ。その動物からの信頼を勝ち取れていないだけ。




私は普段から、炎が我儘を言うのはほんの一割だけど、その一割にはなんとか応えられるように、私は信頼していいんだ、私といれば安心なんだ、と思ってもらえるように努力しているつもりだよ。



本当にね、飼われている動物(ペット)たちは、9割、私たちに合わせてくれている。彼らが我儘を言うのは、我慢して、いっぱい我慢して、たった一割。




それも歩み寄らないで、「いい子」も「悪い子」もないのです。




本当は凄いパワーあるのに、噛み猫なのに、大事な時には絶対に私に従ってくれる炎。病院や散歩中に怖いことがあると、私の足や、肩に登ってほっぺたにピタッと自分の顔をくっつけてくる炎。たぶん炎は私を信頼してくれてるし、私も炎を信用してる。




よっぽどの意味もなく暴れたり、私に反抗したりしないんだということ。




だからキミが何か訴えてくる時は、よっぽどの理由があるんだろうと思うよ。




いつもはすごくすごく我慢強い、お利口さんにしてくれる猫だものニコニコ