天クロ12 徹1DASH!の自分的過去ログ その4 | カラダとこころと自由のおはなし

カラダとこころと自由のおはなし

こんにちは、「♨さる、」です。「おふろさる」と読んでください。
ニッチな話が大半です。心身にまつわる独り言を、なるべく独りよがりにならないよう綴ってます。
ふつうに生きるしあわせのために。僕と似ているだれかのために。きょうを忘れた明日の自分のために。

携帯待ち受け銀襖
↑スマホ待ち受け画面。フリックすると銀襖が開きます。

◆2月28日~3月21日

作戦の立て直しが始まった。次の冒険イベまで3週間。その間に勝てる仕組みを考える必要があった。3連続の作戦とその失敗を踏まえ、掲示板やメッセで大量の情報交換をして考察を重ねた結果、3つの大きな問題があったことに気づく。それが「短槍問題」と「ネズミ返し」「狩り尽くし」だった。

■短槍問題

集計時間直前の追い込み時にたくさん勝ってPtを稼ぐのが当初のプランだった。Lv100未満の「短槍」さんに投げてもらい、低体力の合戦を5分程度で完勝するというもの。
しかし強さに差がありすぎると救援依頼が届かないことが判明する。これを短槍問題と名付けた。
「いいね!」をした相手からは救援依頼が届きやすくなるが、相互いいねを試してもダメ。戦友になっても同盟メンバーでもダメ。当初の役割分担は無意味と分かった。
これに伴い、遊撃の「中槍」、Lv300以上の高体力部隊「長槍」、攻撃力40万以上の「騎馬隊」も白紙に。Lvも攻防力も変わるのだから、「攻撃力40万以上」とか「Lv100以下」とかの条件は個々人の自由の妨げになる。こうして細かすぎる分担はすべて破棄した。

■ネズミ返し&狩り尽くし問題

ネズミ返しは真上の少数県に槍投げすればするほど差が開いてしまう状態。狩り尽くしはノンアクティブさんに放置勝ちを繰り返した末、投げられる相手がアクティブさんばかりになり放置槍が通らなくなること。詳しくは「天クロ7」の記事を参照。
気づいたきっかけは掲示板の「福井が40位に上がってるw」というカキコだった。当時、最下位県の常連は福井。東京が最下位県に投げまくった結果、槍への反撃勝ちだけでPtを数万も稼がせていたのだった。これで「ヘタな槍投げは却って相手に稼がせるだけ」と理解する。
また、朝方は7割くらいだった放置槍の勝率が、夕方にかけて2~3割に落ちていた。それに投げられる相手は同じ人が多く表示される。これはINして合戦結果を開封している証拠であり、放置槍が通用する可能性は格段に下がる。
300人程度の最小クラス県に投げようとしても、人口10倍を上回る東京では相手が足りず、すぐ投げられる相手がいなくなる。やっと表示された相手に投げても放置槍は返り討ちに遭う。
真上投げはハイリスクローリターン。ならば槍投げしなければよい。真上Pt2倍につられず、Pt効率は低くとも地道に最下位県に槍投げすることで真上の少数県をスルーすることにした。ネズミ返しはこれで解決。そして狩り尽くしは槍投げ対象県を下位10県まで広げることで解決できた。

■作戦を「ファランクス」に一本化

どうしたら勝てるのか、おれは神仏に祈り必死に考えた。一斉に槍を投げ、役割分担はしない……そして歴史の教科書で見た古代ギリシャの歩兵部隊を思い出した。
そして「新戦法ファランクス! 強さ不問! Lv不問! 合戦薬の負担なし!」といううまい話を打ち出す。しかし本当だ(過去記事参照)。県を勝たせるためには槍が通ればよく、その為には初撃が健闘でも全然構わない。個としてはともかく県を勝たせるためには課金は要らないことにここで気付く。
最終的に役割分担はすべて廃止し、全プレイヤーを完全にフラット化。戦法はこれ1本にした。

■原則を周知徹底

三次にわたる作戦の経験から、原則が固まっていた。すなわち、

○少数県が真上のときは相手にせずに最下位県へ槍投げ
○1位のときは最下位県に槍投げ
○槍投げする前に真下からの槍をチェック
○上位10県以外との負け戦は無理にひっくり返さない
◎真下県への槍投げだけは絶対禁止

等など。これら原則をまずは掲示板で呼びかけ、同盟長さんに同盟掲示板での告知をお願いし、合戦コメでも叫ぶことで掲示板を見ていない人にも周知を試みた。
また、これまでの経験で真下県への槍投げは絶対にマズい事が分かっていた。なるべく制限をかけない方針だったが、これだけは禁止せざるを得ない。これはメッセを通じて個々にやめてもらうよう数字を挙げて説得していった。


勝算は立った。しかし本当に勝てるのか自信がない。なので次の作戦決行を打ち上げるのをためらっていた。そこへ戦友の隠居先輩が「次の作戦はいつ頃?」と水を向けてくれた。おれは渡りに船と「では次の冒険イベ時に!」と応じた。3月21日。天下統一戦の直前だった。

つづく