通称バズーカ砲…?

(個人的にはガンダムに出てくる、ビームライフルがしっくりきます。)

ここではご質問の多かった、基本的な情報を列挙していきたいと思います。

 
あくまでもわたくしの知っている範囲での説明ですので、
おかしいな?と思ったら御自身でネットで調べて下さい。
 
わたくしの情報を含め、人が言っていることを全て信じないこと。
話半分で聞いて、疑いの目で見て、自分で調べたりして答えを出すことが大切です。
 
もちろん、騙すつもりはありません。
が、わたくしも、お小遣い稼ぎのためにしています。
 
ボランティア(無償)なら、やってません。
寝るか、他のことをしています。
それを隠すことはしません。誠実でありたいとは思いますが、
残念ながら、ボランティアでオークションするほど心は広くありません。。。。。
 
購入者の方に賢くなっていただきたいために、説明しています。
良くわからず、ウルトラ光線!など、響きだけで騙されて購入しないように。
偽物の100Wライト
(丸い中型7インチに100Wバラストが入るもの→あり得ない。)が出回っていました。
 
何件か落札されました。今では出品されていませんし、この同じ岐阜県の出品者はいなくなりました。
逃げましたね。
時を同じくして、代わりに新しい岐阜県の方が出てきましたが。

購入前に知識を付けて、ご自身に合ったライトをご選択下さい。
 
言葉少なに、それらしい情報を記載した、変なライトが落札されていく…。
ド素人が知ったかぶりをして売っている。それが悔しくてブログを始めました。
 
出品者も売るために必死なのです。
 
わたくしの製品が売れてくると、それに寄せて出品してくる方もみえます。
研究・制作しないで、売れたものを真似した方がお金も時間もかかりませんので。
 
あと、普通、自分にとって不都合なことはわざわざ書きません。
不格好なところの写真は見せないなどのテクニックもあります。
一度きりの取引が多い、ネットオークションとはそういうものです。
 
特に、この、ライトを売るという行為。
購入後に捕れたか捕れなかったかは、自分の採集の腕次第という、そちらに責任を押し付けてしまうこともできる罠!!
 
多少性能の悪いライトを売りつけても、文句を言われることが少ないという状況。
自分も含め、出品者を慎重に選んで下さいね。
 
その捕れたという写真のクワガタは買ってきたものじゃないのか!?
くらいの眼差しで見ましょう。
人の真似をすることは簡単です。
勿体ぶったり、良さげに書くことも簡単です。


長くなりましたが、初心者の方へ向け、基本的な情報を並べていきます。
話半分でお聞き下さい。(笑)

 
① まず、このライトで使用する電気・電力について。<大切です。>
 
直流12Vでご使用ください。DC12V。
 
HIDライトのライト詳細に DC12V専用もしくは、9V~30Vとありますが、
このDC、直流の電気のことを指します。このライトは直流の電気を使用します。
 
電気には主に2種類あります。
 
DC=直流  ダイレクトのDです。
 小難しい話は置いておいて、プラスとマイナスがあります。
 プラスとマイナスを反対に繋げるとライトは付きません。
 もし間違って反対に繋げてしまっても、故障はしません。
 
自慢することではありませんが、何度も繋いだ経験があります。
 自動車の電源はバッテリーからきており、この電源がDC=直流なのです。
 ですので、自動車のバッテリーやシガーソケットから直接電源を取ることができます。
ポータブル電源もDC出力できるものなら、電源を取ることができます。
 
 
AC=交流  家庭用のコンセントから取る電気だと思って下さい。
 普段コンセントに差し込む際、プラスもマイナスも気にしていませんよね?
 どっちをどっちに入れても家電は使えます。
イメージ 4
 
 あまり繋ぐことはありませんが、こちらに繋いでしまうと、このライトは故障します。
お気をつけ下さい。今年ですが、一台修理させていただきました。

こちらから電源を取る場合にはAC→DC変換器が必要になります。
Amazonにて2500円程。


② なぜ、HIDライトを推しているのか。
 
 
小さい割に強力です。また設置と撤収が楽です。とても早いです。
小さいためライトの置き場所が少しあれば採集可能です。

また、新品は紫外線をカットするガラスで電球の回りを囲んであります。
この紫外線カットガラスを砕く加工をしてあるため、生産された紫外線が遮られることなく、放出されます。
この紫外線の量が尋常ではないのです。
 
繰り返しになってしまいますが、この紫外線カットガラスを砕くという、反則行為、この効果が半端ないのです。他の電球ではできないのです。
 
消費電力を変えないで、紫外線の量を増やすことができるのです。
 
仮に、紫外線強化バルブ55W×8台=440Wで500W相当の他の照明と比べた場合、
圧倒的に紫外線強化バルブに軍配が上がるでしょう。
 
追記ですが、96w相当のHIDで400w水銀灯以上に虫達を集められます。
 
実際には同じワット数を並べて採集して採集高など、比べられないので何とも言えませんが。
他のサイトでも調べてみてください。

で、虫には人間には見えない紫外線領域が一番見えているのです。
人間とは見えている世界が違うのです。
この紫外線が虫を集めるのにとても有効なのです。
 
(また、虫に見えやすい光の色もあるみたいです。
黄色は見えず、青白い方が見えるという話らしいです。
ただ、これもすごく小さな差のことを言っている気がしますが。
わたくしが未熟だからか、このライトを使用していて色の違いによる集虫力の差は感じられません。
色の差を差し置いて、紫外線が尋常じゃないため紫外線に集まってきますので。)
 
とにかく、紫外線が大切なのです。
(が、紫外線自体は遠くへ飛びません。紫外線の記事をご覧ください。)
ですので紫外線を出すブラックライトにも虫は集まります。
紫外線のとても少ない普通のLED電球には、あまり集まりません。

自動車の初期装備のヘッドライトにも虫はあまり集まりませんよね?
最初はわたくしも、自動車のヘッドライトのハイビームで灯火採集をやろうとしていました。
これではダメなのです。

虫たちを集めるために大切なのは、紫外線の量なのです。

紫外線の量の違いの写真はこちら。
簡易チェッカーです。多少のバラつきはあります。
一番上の数値が紫外線指数です。

蛍光灯
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少し反応あり。0.1UV
イメージ 2
 
イメージ 3



↑家庭用 蛍光灯 三種類

↓車のヘッドライト(HIDではない)
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↓HIDライト 19.9UV
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この差は歴然です。
 


ケルビン数(K)とは?
色合いの数値です。低い方が黄色いです。
何故か、6000kが人気です。(昔からの慣習です。前にならえ、です。)
車検で使えるのが6000ケルビンまでなので、流通量の問題でしょうか。疑問です。
 
先ほどの青白い方が虫には見えやすいというデータがあるみたいです。
青白いなら8、000K~10,000Kですかね…。
 
一般的には6,000K~8,000Kでライトトラップを仕掛けます。
とりあえず、6,000Kが人気なので基本的に6,000Kで制作しています。
 
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グリーンなどは数値外です。6000Kではありません。
 
(その後、12000Kを検証しています。別の記事をご覧ください。)

ちなみに、ハロゲンよりも光が良く伸びるとのことです。これが長距離照射を可能にします。
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余談ですが、H3やH7などは電球の長さ等ですので、ご自身で加工しなければ気にする必要はありません。


③ わたくしの出しているHIDライトは発電機から電気を取る400Wライトや1000Wライトとどう違うのか。

発電機が必要になるか、ならないかは大きな違いです。
金銭面、家での置き場、車の種類に寄ってはギリギリ載るかどうかというものもあります。
ワット数が多い代わりに、本体のライト+発電機で、かなりの初期投資が見込まれ、設備も大がかりになります。(発電機、巨大なライト、安定器、ライトの巨大な架台。)
田舎で灯火採集を行う際は、発電機の音は騒音になるため、気を付けないといけません。
 
HIDライトは1台あたりのワット数が少なくなりますが、発電機の必要がなく、ある程度であれば、自動車から電源を取ることができ、本当に身軽です。
サイズも普通の大きさなので、旅行先、帰省先へ簡単に送ることができます。何なら電車移動も可能です。
落札者の方で、離島採集にこのライトを持っていかれる方もたくさんいらっしゃいます。
 
 
更に、ポータブル電源フルセットなど、
自動車の電源の限界を気にせず使用できるため、安心感が半端なくとても静かで超身軽です。
静かなのはとても良く、飛んできた羽の音や落ちる音(着地音)も聞こえます。

または発電機+1000wライトは、クワガタの落ちる範囲が広範囲すぎるので大分歩き回らないといけません。辺り一帯が羽アリ地獄になります。
HIDはライトの近くに落ちます。羽アリもライト付近に集まります。
 

④ なぜ長距離照射にこだわるのか。
 
あくまでも、わたくしの経験からの55W同士でのライトを比較した場合の持論です。
 
1. 長距離照射できるものは、近くも照らせる。(近距離照射用・広角用レンズは本当に近くしか照らせない。)
 大は小を兼ねる。的なことです。
 近距離照射用・広角レンズは本当に近くのカブクワしか捕れません。
 55W大型クリアレンズ・四角型70W(実測48w相当)広角レンズは光が散乱しすぎて50m先が照らせるかどうかというレベルです。
 捕れない訳ではありませんが、確実に生息しているだろうというポイントで近くで照射しないといけません。
 (目の前にカブクワがいるのであれば、どちらのタイプのライ(トを使っても捕れます。)
 そんなに近いところでしたら、網で捕りましょう。。。
 
 遠距離照射することで、採集できる範囲が広がるのです。
 山の外から、山の全体とはとてもいえませんが、割と広い一帯を照らし、
 カブクワを飛ばし、おびき寄せるのです。
採集範囲が広がる→多くのカブクワに光を見てもらえる→捕れる数が増える。
  
山の外から、安全な場所から照射ができ、とても楽です。
 
採集場所のイメージは 『コツについて』を。
光の色については、 『ケルビン数考察』を。
光に飛んでくる理論について 『なぜ飛ぶのか』を。
目に見えない紫外線については『紫外線とは?』を
 
 
これらも、よろしかったらご覧ください。
 
知識を付けて、良いものを選んで下さい!!