腕と肩がなかなか上がらず、洗濯物干すのにヒィヒィいいながらふと思う。
ひとり暮らし、たぶん12年目に突入か………。
干支一周り
そりゃ年もとるわな(笑)。体も衰える。
この間、いろんなヘルパーさんたちに入っていただいて、どうにかこうにか生活を回してきましたが。
いちばん最初に、私が契約を切った事業所のヘルパーさん。
当時は私も弱くて、相手の勢いに負けそうで対峙できなくて支援員さんにすべて丸投げして契約解除してもらったんだけど。
「ここまで支援できるのはうち(の事業所。というか、本音はそのヘルパーさん個人と言いたかったのであろう)だけですよ」………と、支援員さん相手に啖呵切ってキレたらしい
今ならこっちも、ケッって笑い飛ばせるけどね(笑)。
ご心配なく。紆余曲折はあったけど、あなた(とその当時お願いしていた事業所)が抜けても、もっとまともで信頼できるヘルパーさん、事業所さんとめぐり逢って、あなたたちにお世話になった期間の倍以上の期間を、もう無事にこの自宅で過ごしてます
あの頃は確かに弱くて、お世話になってるから………って言いたいことも言うべきこともろくに言えなかったけど。
でもあのとき、確かに私の中で絶対ここでの生活続けてやるわっていう意地は芽生えた。
自宅の場所知られてるからね、部屋引き払ったらバレバレですやんww
ほーら、私らが抜けたらアナタの生活成り立たんかったやろとは、意地でも言わせたくなかった。私はそんなつもりで、あなたたちに依存して生活してたわけじゃないから。
あのヘルパーさん………そもそも私が契約切るなんて、思ってもなかったんだろうなぁ。
たしかにお仕事としては良くもして下さったけど、最後は自分たちの事業所に有利になるように事を進めようとしてるのが丸見えだった。
結局事業所としては、不正スレスレみたいなことして悪印象の与え損だったわけだ
まさか、有利に持っていこうとした途端に私の方から契約切ってくるなんてね。
あれ、もしあのあと私が役所に通告してたらちょっとヤバイことになってたよきっとww
………って、話が逸れたけど。
あのヘルパーさん……まさか今も私がこうしてここで生活してるとは、もしかしたら思ってもないかもね。
……こっちも願わくば二度とお会いしたくはないけども(笑)。
私の潜在的な、本質的な気の強さを見誤ったな、へっ
✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄
………でも。
結局障害のある、ってかどうしても人の手を借りないと日常生活を回していけない人間のひとり暮らしって何なんだろうなぁ。
何ができたら、達成したと言えるのか。
どこまでを自分でできたら、自分の力で生きていると言えるのか。
さっきも書いたけど、私はできないこと、しんどいことのすべてをヘルパーさんに頼ったり、ましてや依存して生活するつもりで実家を出たわけではない。
ただ単に実家を出て物理的に親と離れただけでは自立だとも思ってないし、でもひとり暮らしすると決めた以上はできることは自分で!と思ってきたし、そもそも自立ってなんだ??なんて、いちいち日常生活の中で考えながら生きてる余裕すらない。
日々淡々と、生活を回していくことで精いっぱい。
だけどここまで、体が動きづらくなってくるとね…………。
ひとり分の洗濯物干すだけで小一時間、1回のトイレに1時間2時間。
そして心も体も、ぐったり疲れ果て………
果たしてそれは、「自分でできている」の範疇と言えるか?
私なんのためにひとり暮らしした?毎日なんのために消耗して生活してる??
…………それでも重度訪問介護は、取るつもりはなく。
ならばある程度のことは、自力でしないと仕方がない。時間的に必要なぶん、充分にヘルパーさんが側にいてくれるわけでも、ましてや24時間、張り付いてくれるわけでもない。
その生活を選んだのは紛れもなく私自身。
………しんどいけどね(笑)。
そしてもう、限界もすぐ近くに見えてる気もするけど。
洗濯物干しながら、今宵はそんなことをふと思う…………もう10月も10日かぁ