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UKから世界に飛び出したバンド、Culture clubの傑作2ndアルバム「Colour by numbers」。


80年代前半のMTV全盛期ですから、ボーカリスト、ボーイ・ジョージ氏の妖艶なビジュアルも人気に拍車をかけました。

MTVありきでビジュアル重視の人たちも多くデビューしましたが、やはり本業の音楽で爪痕を残せない人たちは淘汰されていきました。
音楽という意味ではCulture clubはしっかりとした基礎を持っていたと思います。
ソウルミュージック、ゴスペル、レゲエといったブラックミュージックへの敬愛を強く感じさせる楽曲が魅力でした。

大ヒット「Karma chameleon」

これはレゲエ風のリズムを用いています。

「Church of the poison mind」

これはゴスペル風の力強い力強いコーラスが好きです。

「Time」

これはUKオリジナル盤には未収録シングルですが、日本盤レコードには収録されました。
これは秀逸なメロディで好きな曲です。

このアルバムは全英1位、全米2位をはじめ、世界各国で大ヒットとなりました。

リアルタイムではソウルミュージックの良さというものがわからず、あまり思い入れはありませんでした。
だいぶ後になんとなく懐かしさからベストアルバムを聴いてみたら、実は良いという風に思い、初期のアルバムを入手して聴いている、という経緯があります。

多少のセールス変動はありつつも人気が高かったバンドですが、中心人物のボーイ・ジョージ氏がまさかのドラッグ所持・使用で逮捕。
それで事実上活動停止となってしまいました。

近年再始動をしているようです。