アルバムのお話。


タイトル Sophisticated boom boom

ミュージシャン Dead or alive

発表 1984年



1980年代後半、ド派手なダンス・ビート・サウンドで大ヒットを飛ばしたUKのバンド、Dead or aliveの1stアルバム。

ですが大ヒットしたのは大ヒットシングル「You spin me round」を収録した2ndアルバム「Youthquake」以降。

それまでのシングルや、この1stアルバムは全英29位とそれほど話題にはならなかったようです。


それでも中ヒットクラスのシングルはありました。

「That's the way(I like it)」


USのファンク、ソウルバンド、KC & the sunshine bandのカバー曲。


2nd以降は昂るダンス・ビート・サウンドを展開したDead or aliveですが、このアルバムの頃は割りとアナログな部分の多いサウンドのように思います。


ビデオやアルバムのジャケットでも窺えるように、ボーカリストのピート・バーンズ氏の性別を超越した妖艶なルックスも特徴の1つでありました。

妖艶なルックスから放たれるのは野太い歌声。

そのギャップも魅力だったのではないでしょうか。


レコードデビューからアルバム発表まで約4年と下積みが長かったバンドです。

次の2ndアルバムでグローバルヒットを放ちましたので、下積みが報われたのではないかと思います。