心理カウンセラーのための分析ブログ/怒りが当たり前にある人は、どう認識している? | フラクタル心理学開発者から 心理分析を学ぼう

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さて、きょうは、しーきゃんさんのご質問をご紹介します。

 

 

 

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ラクタル心理学を本で知りました。
ずっと前からモヤモヤしてることありまして、コメントさせて頂きます。

同居している祖父が5年程前から、いっぺんに複数のことを言わないでくれと怒るようになりました。
実際は複数のことを言ってはおらず、むしろ複数のことを抱えようとする祖父に楽をさせてあげたく、

私がいくつか手伝おうか提案しているのです。


祖父は話を聞く前に(私が少し話し出した途端に)怒りに感情を使うので、

わざとキャパオーバーにしているようにさえ見えます。


これは『いっぺんに複数を言って欲しくない』というのは表面的な口実で、

実際は私に口出しされたくないだけ。という可能性もあるかもしれません。


でも実際高齢なので、頭の動きが衰えてきた辛さも本当にあり、それでイライラするのも嘘ではないと思います。
が、これを利用して我儘でいたいのも本当かも?。この推測は間違っていますか?

この問題の真髄がわからずモヤモヤなのですが、理由がなんであれ、
『キャパオーバーなんだ!』と祖父自身が怒ることで更にキャパオーバーを肥大させてるように見え、

それが無駄に見え、どうにもできない自分に不甲斐なさを感じます。

怒りに要領を使わなければ、こんなに苦しまないはずだからです。

自分の思考が現実化しているならば、これは、潜在意識の中にいる過去のインナーチャイルドですか?

それとも潜在意識の中の未来の自分ですか?
高齢の祖父がインナーチャイルドだとしたら、なんとなく違和感あり未来の自分かな?と思いました。

長々とすみませんが、どうか採用いただけますと助かります。

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はい、ありがとうございます。

本を読んだだけのようですが、よくわかっていらっしゃるようですね。

 

怒りに感情を使うので、わざとキャパオーバーに

 

これはよく観察していらっしゃいますね。

 

実際には、ほとんどの人がこれに気づきません。

 

 

今日はまず、怒りと脳の発達の関係について、お話ししますね。

 

怒りを使うと、キャパオーバーに

 

というのを言い換えると、

 

キャパオーバーなのは、怒りを使っているから

 

となります。

 

 

つまり、しーきゃんさんのおじいさまに限らず、

 

キャパオーバーな人、つまり、能力の低い人は、

 

怒りがあるから、

 

ということになります。

 

 

 

多くの人が気づかないのは、このことです。

 

「自分は能力が低いから」

 

「自分は頭が悪いから」

 

「自分はすぐにわからなくなるから」

 

などと言いますが、それは、生まれつきではなくて、

 

怒りがあるからなので、自分のせいなのです。

 

 

 

本人は、「え? 怒っているわけじゃない。焦ってはいるけど…」

と認識します。

 

 

これは、怒りが自動操縦で、脳の根底に当たり前に存在しているので、

 

自分が怒っているのだということに気づきません。

 

世間もそれに気づかないので、

 

「この人たちには能力がないのだから、できなくても仕方がない」

 

となります。

 

こうして、

 

頭の良い人は生まれつき頭がよくて、

 

頭の悪い人は、生まれつき頭が悪いだけ、となりますね。

 

怒りが自動操縦で、脳の根底に当たり前に存在している

 

という状態がわかるでしょうか。

 

たとえば、

 

日本では、もしあなたの部屋の窓ガラスにヤモリが張り付いていたら、

 

ぎゃー~!!

 

と叫びますよね。

 

 

これは、日本では通常、そのようなものは見ないからですね。

 

でも、私がむかし、バリに行ったとき、

 

豪華なホテルの部屋で、寝室の天井にヤモリが数匹へばりついていて

 

ギャー~!!!

 

でしたよ(;^_^A

 

(そのホテル、部屋が半分野外なのがウリなんです。寝室は屋内だけど、リビングもお風呂も野外。知らないで行った)

 

ホテルの人に言っても、「そんなの、当たり前」で、

 

むしろ、ヤモリは縁起がいいくらいの生き物なので、全然気にしない…。

 

(フロントの天井には、もっとたくさんのヤモリがへばりついていた…滝汗

 

 

つまり、ヤモリと共生している人にとっては、ヤモリはまったく問題がないのです。

 

しかし、

 

天井ではなく、もし食卓にヤモリが大量に現れたら、

 

その人たちもギャーッと大騒ぎするかもしれませんね。

 

 

 

こんな感じで、怒りと共生している人にとっては、怒りは問題ではないので、

 

それに気づかずに、

 

ときに、いつも以上の怒りを体験したら、それを「怒り」と認識する、

 

ということなのです。

 

 

 

カウンセラーのみなさんは、これをしっかり頭に入れましょう。

 

「え? 特に問題ありません」

 

「別に感情は動きません」

 

などと、相談者のかたがおっしゃっても、

 

それは、その人の通常状態と比較しての認識であって、

 

その人が向かうべき理想の状態と比較して、ではないのです。

 

ですから、カウンセラーは常に、

 

その人が向かうべき理想の状態と比べて、

 

「ある、ない」を判断すべきなのです。

 

これは、カウンセラー自身が、その人の理想の状態と同じ方向を向いていないと、

 

比較ができないため、わかりません。

 

つまり、バリのホテルのフロントの人は、

 

日本人の通常を知らないため、

 

それが日本人にとってどれだけ不快かがわからなかった、

 

というわけですね。

 

 

では、つづきは次回。

 

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