悩み相談子育て編/ 2歳なのに大げさに嘆き悲しむ子 その2 不幸の仕組み | フラクタル心理学開発者から 心理分析を学ぼう

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さて、今日は、子育て相談「大げさに嘆き悲しむ子」の続きです。

子どもだと分かりやすいのですが、

大人になってもこれをやっている人はけっこういます。

自分の思い通りにならないとき、

「悲しい」と感じて、

「かわいそうな自分」になって、

それに同情してもらって、

相手を思い通りにする
、というやりかたです。


あなたはやっていませんか?

もちろん、この相談者のかたは、

自分の子がそうなのであれば、

実は、自分もやっている、または、やってきた、

ということは確実です。

本人は、ほとんどあたりまえになっているので、

自分がこのやり方をしていると気付きません。




まず、真実を正しく認識するには、

言葉のごまかしをやめる
ことから。

言葉を大げさに使うのがコツです。

そして、脳の回路は、次のようになります。

スローモーションで脳の回路をたどりましょう。



自分の思い通りにならないとき

→ 人が自分の召使にならないとき

悲しいと感じて

→ 本当はまず、怒りを感じて、頭が真っ白になる。

次に、本当は怒鳴って思い通りにさせたいのだが、
自分にはそんな力も価値もないと知っているので、
無力だと感じる。

その無力感を「悲しさ」に変え、
「悲しいと感じる」


同情してもらう。

→ 相手が優しい心を持っていることを利用している。

そして、結局相手を召使にして、利用している。
(愛を逆手にとる)

ああ、恐ろしいですね。


まさかこんな心理が裏にあるなんて、
普通はわかりませんよね。

わからないからこそ、この手が使えるのですが…(^_^;)

若いうちはこの手が使えますが、

年齢が高くなると、
自分の価値が低くなるので、

だんだんと使えなくなります。

すると、さらに同情を買うような
状態に自分を落とさないといけなくなります。

こうして、どんどん不幸になる、

という仕組み。

こわいですね~。

自分がこんな思考パターンを持っていないか、チェックしましょう。

かわいそうな人に同情するような
映画を見ていませんか?

ニュースで見たかわいそうな死者に
お花を捧げたいと思ったりしませんか?

そういう人は特に注意しましょうね!


(つづく)
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