今日で11月最後の日。
先週の暖かさから一転、冬本番という感じですね。
さてそんな寒気が南下してきて寒々とした日本列島と同様にマーケットも目立った材料がなく落ち着いた1週間でした。
11月は中旬あたりから再度円高に進みそのまま138円あたりで落ち着いています。
今年は3月のアメリカの利上げやロシアのウクライナ侵攻によるサプライチェーンの混乱などでマーケットも大きく振り回された1年になりそうです。
資源高もウクライナ情勢とコロナの需給などで一時はNY原油も118ドルを超えたのですが今日現在は77ドルまで落ち着き年初の価格まで戻ってきました。
ドル円も年初の115円/ドルからはじまり、秋ごろからの投機マネー流入で一気に150円/ドルまで届く状況にまで行きました。
株価も日米ともに年初からの下落がアメリカ中間選挙あたりから回復傾向です。
株も先物もここに来て年初あたりの数値に戻りつつあります。
特に日経平均は消費者物価とマネタリーベースとの相関からみるとやっと適正価格?になりつつあるような気がします。
コロナ禍になって大きく乖離していましたがやっと補正されてきた気がします。
しかし為替だけは未だそこまで調整が進んでいる状況ではないようです。
ここ最近で138円/ドルまで下がってきたとはいえ、まだまだ円安すぎる感じがします。
日米欧の国の政策の違いがあるにせよ、「円」が弱く評価されすぎているように思うのは私だけでしょうか。
アメリカの利上げが12月はやや弱くなるとの見方通りになるなら、ドル円ももう少し円高に戻ってくるでしょう。
今年1月の年末予想では110円台(110~119円)の予想でしたがそこまでの円高は難しそうな感じです。
でも120円台くらいまで一気に円高になる事をまだ期待しています。
年内最後の動きがあるとしたら12月13・14日のアメリカ・FOMC。
そこまでどれくらいの為替レートで推移するか慎重にみていきたいと思います。