テストの作文対策 | 小川村塾ブログ

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国語の実力テストではテーマについての150字くらいの作文があります。

私たちは150字などまとまった文章を書くことには慣れていません。

 

文章の書き方についてもしっかりと学んだということがありません。

ただ何となく思ったことを書くというのが現状です。

 

そこで、テストの作文対策として、こんなことに気をつけて文章を書くと良いということをあげてみます。

テストでの作文を書くときの参考にしてみてください。

 

①    結論をはじめに書く。

テストでの作文は上手い文章を書くことより与えられたテーマに対する考えをできるだけ短時間にまとめることが必要となります。

 

そのためには結論をはじめに書いてしまいます。

結論をはじめに書くと主題が分かりやすくなります。

 

書くことも結論に沿って理由等を書いていけばよいので書きやすくなります。

 

何よりも制限時間があと少しとなった場合も結論ははじめに書いてあるので後の方がまとまりがなくても文が成り立ちます。

 

② 主語を正確に表す。

文の主語をはっきりとさせておく 。

(例文) 休みの時、自分の部屋で本を読む。

(改文) 休みの時、私は自分の部屋で本を読む 。

 

③ 主語と述語は近づけて書く。

(例文) 私は朝ごはんを食べてお腹いっぱいになったので笑顔になった。

(改文) 朝ご飯を食べてお腹いっぱいになったので私は笑顔になった。

 

④ 副詞と動詞、形容詞と名詞を近づける。

(例文) 早く学校に着いた。

(改文) 学校に早く着いた。

 

⑤ 長い修飾語句はかかる言葉の遠くに、 短い修飾語句は近くにする。

(例文) 古い平安時代の先生が探していた本。

(改文) 先生が探していた平安時代の古い本。

 

⑥ こそあど言葉はできるだけ少なくする。

(例文) めんどくさい。

これは私たちがよく使う言葉だがそれは言わない方が良い。

それは自分の気持ちがそれにより後退するからだ。

 

(改文) めんどくさい。

私たちがよく使う言葉だが言わない方が良い。

自分の気持ちが後退するからだ。

 

⑦ 一文は長くしないでできるだけ短くする。

 一文が長くなると主語と述語が対応しないねじれ文になったりします。

 前と後ろで言っていることに矛盾が生じたりして内容が理解しにくくなります。

 

以上のことを少しでも意識して文を書くようにすると今までと違った感覚で文を書くようになります。

何となくではなく、文を意識して書くようになります。

 

2024/10/10