静岡県公立高校入試問題について
数学は大問の4つが難問となる。
上位高校を目指すならばこの大問を解けるようにしなければならない。
この4つの大問についてしっかりと対策を行うことが高校合格につながる。
4つの大問の配点は
① 連立方程式文章問題5点
② 空間図形3点
③ 2次関数4点
④ 図形の証明+長さ・角度問題9点
これらの配点合計が21点となる。
これらができないと他がすべてできても29点しか取れない。
つまり、数学は50点満点ではなく、29点満点となってしまう。
この21点をいかにして取るかが上位高校合格のカギとなる。
4つの大問の内容は
①連立方程式文章問題
設問内容は割合を使った問題が多く、問題文が長い記述となっているのが特徴。
設問内容の理解が必要となる。
ただ、内容が理解できれば等式を作るだけになり、4つの大問の中では一番点が取りやすい。
②空間図形
三平方の定理を繰り返し使って長さを求める問題。
空間図形の中に答えに関係する直角三角形を見つけることができる力が必要。
③2次関数
面積の関係よりaの値を求める。各座標をaを使って表すことがポイント。
④図形の証明
円の中にある三角形の相似の証明。
相似条件「2組の角がそれぞれ等しい」を使う証明問題。
長さ、角を求める問題。
証明した相似の関係を使って求める。
上位高校を目指すならば、これらの大問を時間内に解けるようにしなければならない。
つまり、数学で難問の21点のうちどれだけ点を取ることができるかが、合格、不合格を決定する。
2024/03/15
