イメージは偏見の塊 その1 | 小川村塾ブログ

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生徒一人ひとりに合わせて「分かりやすい」を心がけて講習を行っています。

コーヒーはマグカップで立って飲む。

紅茶はティーカップでテーブルを前にして座って飲む。

日本茶は湯のみで畳に座って飲む。

 

実際はそうではないけれど。

自分の中でのイメージはそうなる。

 

コーヒーは仕事の合間に仕事に向かうために飲む。

紅茶は午後のひと時を優雅に過ごすために飲む。

日本茶は朝に、これから仕事を頑張ろうという感じで飲む。

 

自分の中でのイメージはそうなる。

自分がイメージすることと同じように他の人もイメージすることはない。

他の人はまた別のイメージを持っている。

 

各自、それぞれにイメージがある。

今までの経験、環境、その他いろいろなものがかみ合わさってイメージは作られる。

 

イメージは固定観念である。

ということは偏見とも言える。

イメージは偏見の塊だ。

 

自分の独断と偏見でイメージは作られる。

本当はどうかも分からないのにちょっとした印象でイメージが作られる。

いつの間にか、そのイメージは定着する。

そして、イメージが実体になってしまう。

 

イメージはあくまでもイメージだ。

本当は実体とはかけ離れている。

そういうことが多いだろう。

 

人に対してもイメージを作る。

人は他人に対してイメージが良いとか悪いとか感じる。

初めの時に作られるイメージが多く残る。

 

そのイメージは実体と合っているのか違うのか。

それは分からない。

そんな分からないイメージで他人を形成する。

 

あの人はそういう人だからしょうがない。

あの人がそんなことをするはずがない。

 

そんな言葉が出てくる。

イメージにより作られる言葉だ。

 

2023/11/30