朝食を作る。
例えば、トーストを焼く。
目玉焼きを作る。
スープを作る。
コーヒーを淹れる。
ピーマン、ハムを炒める。
これらのことを毎朝行なっているとする。
その場合、それらを作る順序は決まっている。
その日その日によって変わるということはあまりない。
トーストを焼く。
その間に目玉焼きを作る。
などのように工程はいつも決まっている。
初めはいろいろ試行錯誤するかもしれない。
けれども、いちばん流れが良い。
いちばん時間が短縮される。
料理が上手くできる。
それはどんな順序でするとよいのか。
分かってくる。
それが分かると次からはその工程で行われる。
そして、その工程が定着される。
体が覚えて無意識でも体が工程通りに動くようになる。
それが少しの手違いで工程通りいかない。
すると、すべてが上手くいかなくなってしまう。
時間もいつもよりかかってしまう。
いつもと手順が違うと流れが止まってしまう。
その手順が違う要因の一つが配置。
いつも通りに物が配置されていない。
すると、無意識に体は動いても物がない。
いつも通りの工程を行うことができなくなる。
それにより、すべてが狂ってしまう。
そうならないためには正しい配置が必要となる。
正しい配置のためには整理整頓をしなければならない。
整理整頓は工程をスムーズに行うために必要となる。
いつもある所にいつもある 。
それが当然の事のように体は覚えている。
その結果、いつも通りに体が動き、効率が良くなる。
学習においても同じことが言える。
字が乱雑だったり、順序よく式が書かれていなかったりする。
机の上はゴミだらけ。
ペンケースの中には消しゴムのカス。
それは、整理整頓がされていない状態を表す。
それは学習の工程がスムーズに行われないことに結びつく。
問題がなかなか解けないことにもなる。
学習にも整理整頓が必要となり、
正しい配置も必要となる。
整理整頓をする。
その結果、脳も苦痛なく働く。
頭がスムーズに働くようになる。
2023/10/05 初冠雪 富士山
