以前は「時こくと時間」の単元は小学3年生の4月に学習しました。
この場合は、小学2年生の後半では、かけ算の学習も しています。
「時間」では5の倍数を考えることになります。
かけ算を学習しているということも 「時間」を理解するには重要です。
また、小学2年生から3年生になるまでの1年間で子どもは多くのことを経験し吸収します。
ですから、生活に密着している「時こくと時間」は小学3年生で学習した時の方が理解しやすくなります。
「時こくと時間」は日常生活において欠かせないものです。
それだけ接する機会が多いことになります。
その結果、反復され定着されやすくなります。
小学2年生の4月の段階で理解できなくても、時が経てば理解できるようになる種類のものです。
算数の文章問題などとは異なります。
文章問題では自分から解いて覚えるという行為が必要です。
勉強するという自らの能動的な行動が必要になります。
それに対して「時こくと時間」については、日常生活において自分が勉強しようという意識があるなしにかかわらず考えなければなりません。
自分から勉強しようという能動的な行動はいりません。
いつでも所かまわず問いかけられます。
そして、その答えを考えなければなりません。
その結果、反復学習され、それが理解へとつながります。
ですから、成長とともに「時こくと時間」は理解されていきます。
以上のことにより、小学2年生の4月に「時こくと時間」を学習した場合、子どもは理解しにくいということになります。
そのことを認識して子どもと接するようにすることが必要です。
目先のことにこだわって一番重要なことを忘れてはいけません。
どの科目にも言えるのですが、
「学習することを嫌いにさせてはいけない。」
これが一番、重要なことです。
そのことを第一に考えておかなければなりません。
アリストロキア・サルバドレンシス
ダース・ベーダ―と言われているらしい
神代植物公園2023/04/23
