4月になると学生は新学年となり、気分も一新して勉強も頑張ろうという気持ちになるものです。
しかし、なかなか思ったようには勉強もできません。
いつの間にか、今まで通りになってしまっている。
というようなことが毎年繰り返されがちです。
そうならないようにするためには、よい学習習慣が必要です。
よい学習習慣というのは効率のよい学習が行われることでもあります。
よい学習習慣がつくと学習がスムーズにできるようになります。
よい学習習慣とは具体的にはどんなことなのか。
次に例を挙げてみます。
① 勉強する時間割などの計画を立てて、することが分かるようにしておく。
スマホを使って勉強するToDoリストを作る。
今日すべき勉強の計画をひとつずつ書いた付箋を小さなノートの左側に貼り、終了した時に右側に移して貼る。そんな計画ノートを作る。
ノートに今日すべき勉強の時間割を表にして書いておき、実行できたら該当の箇所を赤く塗りつぶす。
どんな方法でもよいのです。
自分に合った方法で計画を立てて実行できるようにすることが必要です。
どの方法もポイントは計画、実施状況が目で見えるようにしておくことです。
② 机の上などを整理して勉強がしやすい状態にしておく。
勉強する時の机の上は何もないくらいの方が気持ちもよく、勉強もはかどります。
③ 勉強する時に必要なものはすぐ使えるように準備しておく。
勉強に必要な筆記用具、教科書、参考書等は使用する時にはベストの状態にしておきます。
④ 返却されたテストなどは見直しをして、まとめて整理しておく。
テストはできる、できないを判断するだけではありません。
できていないところをできるようにするためのデータでもあります。
テストをした時に問題については考えていますので、間違い直しをすることで効率よく理解しやすくなります。
⑤ 授業中に分からなかったところなどは早めに分かるようにしておく。
授業で分からないと思ったところはそのままにしておくと完全に分からないままになってしまいます。
早めにどこが分かっていないのかチェックしておくだけでも効果があります。
⑥ 勉強した最後には勉強した内容の簡単な総まとめをしておく。
勉強した最後に内容の要点をまとめてポイントの再確認をする。
これにより、重要項目が頭の中にインプットされやすくなります。
以上の他にも多くのことが考えられます。
自分にとってよい学習習慣と思われることは実行し、効率のよい学習に変えていく工夫をしていかなければなりません。
その結果、学習がスムーズに行われるようになり、よい学習習慣が確立されます。