勉強ができるようになるために必要なことで忘れられがちなことのひとつにペンの持ち方があります。
ペンを正しく持っているか。
このことをもっと重視すべきです。
日本人は箸を使って食事をするので手先が器用だと言われました。
リハビリなどでは箸を使って豆を移すリハビリがあります。
箸を正しい持ち方で持っていないと豆を移す作業がうまくできません。
豆をしっかり移すためには正しい箸の持ち方をしなければなりません。
箸と同様にペンの持ち方にも正しい持ち方があります。
その通りにすると上手く字も書けるようになっています。
字を書く時のストレスが少なくてすみます。
そのことは脳へのストレスを減らします。
勉強する時には、勉強することに集中できる態勢を作らなければなりません。
できるだけ脳には勉強以外のストレスを与えたくありません。
つまり、字を書くという行為でストレスを脳に与えないためにもペンを正しく持つべきです。
「私はペンの持ち方が悪いけれど勉強はできますよ。」
そんなことを言う人がいるかもしれません。
「正しい持ち方で勉強すれば、もっとできますよ。」
とそんな人には言いたい。
「別に正しい持ち方じゃなくてもいいじゃないか。」
と思うかもしれません。
でも、物事にはそのようになった理由があります。
生物は環境に合わせて体が変化していきます。
そして、環境に合わせることができたものが生き延びます。
生き延びたものの姿。
それが一番効率の良い姿ということになります。
そのことを頭に置いてペンの持ち方を考えてみます。
「正しいペンの持ち方というのは字を書くのに適しているから」
ということになります。
だから正しいペンの持ち方にした方がよいのです。
もう一度ペンの持ち方を見てみましょう。
正しい持ち方は勉強に関係するだけでなく、はたから見てもカッコいいです。
時代は変わっています。
字を書くのにも、ペンからキーボード、そしてタップになっています。
もう、ペンの正しい持ち方なって言っている時代ではないのかもしれません。
でも、まだまだペンを使っています。
それなら、正しい持ち方をした方がよいでしょう。