0は曲者
数字の0は何もないと覚える。
でも、その何もない0の左横に1を書いて10とすると十進法では1が10個集まった10となる。
ここで普通に使っている0が計算では大きな落とし穴になる。
例えば、小学4年生で学習する一桁でわる割り算で824÷4のように答えの十の位が0になるような計算において0を書かない子供がいる。
割り算の筆算で答えが立たない位には0を忘れずに書く、
というのがこの計算での注意点である。
でも、よく考えると何もないのだったら何も書かないのでも良いのではと考えることもできる。
確かに一理ある。
そんなことを考えて計算において答えに0を書かないということはないだろうが、答えに0を書かないで間違える子供はいる。
840÷4のような計算の時もそうである。
計算でつまずく時の一つがこの0という数字が関係してくる。
0という数字は曲者だと思っている。