勉強ができるようになるために必要なもの①
勉強ができるようになるために必要なものは何でしょうか。
当然、人それぞれ違うように必要なものも違ってきます。
ただ、多くの子供たちと接してきてこれは必要だなと思うことはあります。
それは「素直さ」です。
「こうした方が間違いも少なくなり、いいよ。」
とすすめても、かたくなにこちらの言う通りにはしない生徒がいます。
分かりやすい例で言うと、算数・数学での計算において。
小学生が頭の中で計算をして出した答えが違っているので、
「筆算をしっかり書いて計算をしてごらん。」
と言っても、なかなか筆算をしようとしません。
また頭の中で計算をして、また間違った答えを出しています。
中学生も方程式の計算で、やはり頭の中で計算をして答えが間違っています。
計算途中をしっかり書いて解いていけば間違いもどこで間違ったのかも分かります。
「計算途中をしっかり書いた方が間違いも少なくなり、答えも楽に出せる。」
と言っても、頭の中で計算して書こうとはしません。
頭の中で計算している時間の方が計算途中を書いて解くより時間がかかっています。
こうなるとテストでは、できる時とできない時があるようになります。
確実性がなくなってしまいます。
そして、それがずっと続いてしまうことになります。
「こうした方がいいよ。」ということに耳を傾け、その方法を実行してみる。
そんな「素直さ」は勉強ができるようになるためには必要なものです