東京では、明日2月1日から主な中学の入試が始まる。
5年間ほど、東京で中学受験のための家庭教師や大手個別進学塾の講師をしてきた経験で言うと、中学受験は子どもだけではなく、親も一緒の合同受験と言える。
親御さんの熱意がそのまま試験結果に反映される場合もあれば、逆効果になってしまう場合もあり、人それぞれに悲喜交々といった感じになってしまう。
ただ、中学入試のためにがんばってきた年月は、とても大きな財産となる。
それは、高校、大学受験、また社会人になってから、活かされてくる。
だから、目先の結果だけでなく、大きな視野にたって、今までやってきたことに自信を持って、受験生は試験に臨んでもらいたい。
今まで、がんばってきたことを信じて、明日から続く試験に向かっていってもらいたい。
と、切に願う。
中学受験の場合、志望校は自分のレベルより高い学校とするのがほとんどだ。
通常、それがチャレンジ校となる。
そして、その学校の合格のためにがんばるということになる。
ただ、学校の受験日程により、倍率が変わり、難易度も変わる。
そこで、受験学校のレベルと自分のレベルを考えて、受験日程を組まなければならない。
そこが、むずかしいところだ。
小学生の力の伸びには驚くことがあり、模擬試験結果だけでは読めない。
特に、12月、1月のがんばりで、ぐんと実力がつく子どもが多くいる。
また、1次、2次試験で不合格でも、3次試験で合格した子どももいる。
1回の試験結果を引きずらないようにすることが大切だ。
そうすれば、1次試験で不合格でも、2次試験で合格することは可能だ。
実際、そういう子どもは多くいる。
そういうことも、受験生は忘れないでほしい。
とにかく、明日からの試験は今まで勉強してきたことを信じて、がんばってもらいたい。
親御さん共々、合格を願っています。
がんばれ!
明日、中学入試の小学生!