昔、運動部に入っていた頃、クタクタになった後、腕立て伏せ100回。
なんてことが普通だった。
100回目までのラスト10回の時、掛け声は「ラスト10」と言われ、みんな最後の力をふりしぼって最後100回まで腕立て伏せをする。
すると、こちらは「終わった」と思っているのに、「おまけ10回」なんて声が聞こえてくる。
終わったと思っていたのに、力をふりしぼった後に、また力をふりしぼりなおして、あと10回腕立て伏せをする。
そして、そのおまけの腕立て伏せは先輩の気分による。
今、思うと、その頃は常に毎日力を極限まで出させられていた。
市民ランナーの川内選手のようにゴールの後にぶっ倒れる。
そんな極限状態は自分からは持っていくことはない。
強制させられてのことだ。
特に今だったら極限までいったら体を壊す。
今なら、辛かったら辛くなる少し前でやめれば良いし、やめられる。
でも気持ちはいつも力をふりしぼって毎日を過ごしたい。
毎日をそんな気持ちで過ごすのは大変だろう。
でも、そんな気持ちを持ちたいと思うだけで前進している。
未来に向かって前進している。