本を読む時に、小学3年生までは音読で、高学年になったら黙読をすることをすすめる文を読んだことがあります。
理由は小学3年生までは、まだ文章の理解が少ないので、しっかりと字を読んで文を理解する必要があるということ。
そして、高学年になるとしっかり読むことより、速く読むことを重視するからということになります。
音読は一字一句を間違わないように読むことになりますが、黙読は単語をまとまりで見ることになりますので、速く読むことができるわけです。
小学生高学年になると読む文章も長くなり時間がかかるので、できるだけ速く読めるようにしなければなりません。
そこで、黙読が必要となるわけです。
しかし、文章の理解ができていないで、とにかく速く読むということだけを心がけることはできません。
ですから、小学高学年でも文章が何を言っているのか分からない場合は音読でまず一字一句をしっかりと読んでいく必要があります。
まずは、急がば回れ。ということです。