ラジオを聞いていたら、昔ほど若者がラジオを聞いていない、と言っていた。
確かに、今はインターネットがある。ゲームもある。
というように、若者は自分が楽しめることの選択が広がって、数多くある。
その数多くある選択肢のひとつの中に、ラジオがふくまれることになる。
そして、若者にとっては、ラジオは魅力のないものと映っているのだろう。
アメリカは車社会なので、ラジオもよく聞かれていると聞いた。
車の中ではラジオを聞くので、ラジオは必需品となっているそうだ。
そのことから考えると、日本では都会よりも田舎の方が車社会と言えるので、田舎の方がラジオを聞いていると考えることもできる。
ただし、若者よりも老人の確率が高いだろう。
農業に従事している人などは、ラジオの聴取率が高いだろう。
日本では、電車通勤のお父さんが、電車の中でラジオを聞いている。
という状況が考えられる。
その時、若者は電車の中では音楽を聴いている。
だから、朝のこの時間帯は、サラリーマン向けに時事ネタなどが主になる放送がされることになる。
そのような番組が放送されて、サラリーマンによく聞かれることになる。
そして、そのことは、ますます若者をラジオから遠ざけることになる。
「若者がラジオを聞かないことで、何か困ることがあるのですか」と言われると、「ない」と言う答えが出るかもしれない。
ただ、自分はラジオの深夜放送で育った世代と言える。
深夜、自分が投稿したハガキが読まれた時、ラジオから自分の書いたものが流れた時は、うれしかった。
夜なので暗かったが、犬ではないが、庭を駆け回りたい位にうれしかった記憶がある。
そんな喜びを、今の若者は何から感じ取っているのだろうか。
ちょっと知りたい気持ちもある。