昴(すばる) | 小川村塾ブログ

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生徒一人ひとりに合わせて「分かりやすい」を心がけて講習を行っています。

 谷村新司の歌「昴」がラジオから流れてきました。
 そういえば、中島みゆきも「地上の星」で「風の中のすばる」と歌っています。
 「すばる」って人気があるけれど、星のことだろうな、というくらいしか知りません。
 そこで調べてみて、驚きました。

 「すばる」って星の集まりなのだそうです。
 1等星くらいのひとつの星だと思っていたのに、星団だったのです。
 しかも、これからが「すばる」の見やすい時期になるそうです。
 これからの冬の星座の代表選手「オリオン座」を起点に右斜め上を探していくと見つけることができるらしいのです。

 仕事が終わって夜0:30頃、外に出ます。
 外を歩いている途中、空を見ると、今の時期は南東の空に「オリオン座」が見えます。
 その時、「すばる」を探してみようと思います。

 漫画にも「昴」というバレエ漫画の傑作があります。
 とても、感動できる面白い漫画です。
 曽田正人作で11巻まで単行本が出版された後、途中休載になってしまいました。
 もう出版されないのかと残念に思っていたら、「Moon昴」となって、新たに出版され、現在5巻まで出版されています。

 11巻頃はバレエとは離れた話になってきて、つまらなくなってしまったなと思っていたけれど、「Moon昴」になってからは、また読んでいて感動に体が震えてしまう出来になっています。

 主人公「宮本すばる」は女の子で、双子の弟がいる。
 小学生の時、双子の弟「数馬」は脳腫瘍で入院している。
 数馬は、ほとんど植物人間の状態で病院にいる。
 小学3年生の頃に、すばるはバレエをやりたくて、母にバレエ教室に通いたいことを言う。
 すると、数馬が入院しているので、という理由で反対される。
 
 いつも入院している弟のせいで、自分の好きなことができないと思ったすばるは、数馬のいる所で思わず叫んでしまう。
「かずまなんていなきゃいいんだ」
 すると、その翌日、数馬は死んでしまう。
 
 自分が言った言葉が原因で弟が死んでしまった、という十字架を背負った天才バレリーナの誕生となる。
 それから、感動を呼ぶバレエの物語。