今日の深夜、午前1時30分頃、外を歩いている時に南の空を見た。
すると、オリオン座の間を火の玉のような感じの光が、サァーッと流れていった。
ちょっと、他の星より大きいようだったので、何が流れていったのかと驚いた。
UFOのようではないし、何だったんだ。
という気持ちが、いっぱいになった。
その時、確か名前は忘れたが、流星群が今日当たりが見ごろで、ピークだと言っていたニュースを思い出した。
そうだ、流星群だと思ったので、もっと、たくさんの流星が流れて、見ることができるはずと思い、少しの間、南の空を見ていた。
でも、もう見ることができなかった。
意識して見ようとすると、なかなか見ることができないものだ。
また、そのことを再確認してしまった。
朝、新聞を見ると、「ふたご座流星群」の写真が載っていた。
そして、この流星群が今、見ごろのピークだと書かれていた。
これにより、深夜、南の空に見えたものは「ふたご座流星群」だということが分かった。
この流星を見ることができたということが分かって、また、うれしくなった。
単純なものだ。
平安時代や江戸時代など、昔の人たちがこのような流星を見たなら、現代のように夜でも明るいということがないので、天から火の粉が降ってくるように見えただろう。
そして、不吉なことが起こる前兆と考えただろう。
逆に、このような流星群は見ないほうが良いとして、家に閉じこもったかもしれない。
でも、現代は違う。
多くの人たちが「ふたご座流星群」を見るために、徹夜をしただろう。
天から降るように、流星が流れていく様を見ることに、喜びを感じている。
そのような人たちが多くいるはずだ。
そんなことを考えると、「ふたご座流星群」を見ただけで何となく、うれしくなった。