レジの配列 | 小川村塾ブログ

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生徒一人ひとりに合わせて「分かりやすい」を心がけて講習を行っています。

 週末に行くスーパーのレジの並び方が今までと変わっていた。

 今までは一律に買い物客がレジに向かって右側に流れていく並び方だった。
 
 つまり、買い物客は皆、同じ方向に向いて動いていた。

 それが今回はレジ打ちの人が二人背中合わせになって、二つのラインの中にレジが二つ入っている状態になっている。
 スペースが店にとっては少なくてすむ並び方になっている。

 このことで買い物客にとっては何が変わってくるのか。

 今までと同じ流れのレジのラインに関しては変わりはない。

 でも、今までのラインとレジが背中合わせになっているレジのラインでは変化がある。
 今まで買い物客の流れが右手側に流れていたのが左手側に流れることになる。

 今回、自分がこの今までと違うラインに入って、違和感を感じたのでレジのラインの違いが分かった。

 財布を出して、お金を払って、レシートを受け取って、そして買い物かごを右手で引っ張る。
 この動作が今までのレジでの動作だ。

 これが最後に左手で引っ張ることになったことに違和感を感じた。
 ちょっと体が嫌がった。
 今までの動作ではなかったので嫌がった。

 これは環境適応能力の低下によるものだろうか。
 意識の固定化による異分子排除能力によるものだろうか。

 年を取ると今までの環境からの変化はなかなか望まず、現状を維持しようとする力が働く傾向がある。
 新しい物はなかなか受け付けず、排除しようとする。
 

 年を取るとそういう傾向があると心の中に留めておく必要がある。
 できれば、どんなことにも柔軟に対処したいものだ。