奇数と偶数を比べると奇数は硬く、偶数は柔らかい感じがする。
奇数、1,3,5,7などと偶数2,4,6,8などと比べてみると、そんな感じがする。
数字だけで考えてみても、形によって色々な感じを持つ。
漢字、ひらがな、カタカナなどでは、もっと形によって表現がされている。
しかも、それらを見て、受け取る人によって感じ方も変わってくる。
人によって字の好みも違ってくる。
昔、苗字に風という漢字があって、この風が上手く書けないので、字が下手だ、と言う後輩がいた。
風という漢字は自分は何回も書いているが、上手く書けたことはない。
だから、自分は名前を書く度に字が下手だということをいつも痛感してしまう。
この思いをずっと、小学校の頃から持ち続けている。
だから、自分は字が下手なのはしょうがない。
と後輩は言った。
自分の字が下手なことの分析を普通の人が考えないような思わぬ視点からしていて、面白い奴だとその時思った。