子どもが小学校など学校に通っている場合、親は完全に子どもを支配している立場だ。
子どもは親に叱られても、頭にきても、家を飛び出したとしても、最終的には家に帰ってくるしかない。
どんなに、親の怒っている顔は見たくないと思っていても、家に帰ってくるしかない。
親は子どもを支配している。
このことをしっかりと、親は自覚しておく必要がある。
親は子どもに対して、権力者だ。
子どもが大人になって自立すれば、この関係は通常はなくなってしまうものだが、子どもが学校に通っている頃は、子どもは親に服従していなければならない。
そのことを考えると、親は常に自分が正しいと思っていると、権力者が陥る間違いを起こしやすい。
子どもの立場になって考え、時には自分の考えを曲げたり、自分の方から謝罪する気持ちを持つことも必要だ。
親がそのような気持ちを持っているだけでも、親と子どもの関係は上手くいくのではないだろうか。