何をするのにも、エネルギーがいる。
物理では、ある重さの物を特定の距離、動かすのに必要とされる力をエネルギーという。
つまり、物を動かすのには、エネルギーが必要となるということだ。
これは、形のある物体を動かすだけとは限らない。
心が動くのにも、エネルギーが必要となる。
感動するのにも、エネルギーがいることになる。
物を好きになるのにも、エネルギーがいる。
最近は、面白くて止められないということがない。
面白いなと思っても、途中で止めることができてしまう。
本を読んでも、テレビ、ビデオ、スポーツを観ても、途中で止めることができる。
続けるのにエネルギーが必要で、そのエネルギーがないのだろう。
好きになって止められないということには、エネルギーがいる。
途中で止められるということは、そのエネルギーがなくなってしまったのだろうか。
もし、そうならば寂しいことだ。
昔の物に触れて、エネルギーを得ることができるのだろうか。
昔は、本を読んでいて止められなくなったことがあった。
ビデオを観ていて止められなくて、寝不足になったこともあった。
そもそも、エネルギーは無限のものではない。
体の中に入っているエネルギーも、無限のものではない。
使用すれば、減少する。
使用したなら、体の中にエネルギーを補充しておかなければならない。
体の中に入っているエネルギーによって、物が動くならば、入っているエネルギーの量は多いほうがよい。
物を動かすのに、多くのエネルギーを使うことができる。
物が動かないということは、体の中のエネルギーの量が、昔と比べて減っているということも考えられる。
とりあえず、体の中のエネルギーの量を増やす方法を考えてみよう。