昔、朝顔を提灯作りにしようと思い、種を植えて双葉が出てきた頃、小鉢に移し変えました。
その時、小鉢に数個肥料を置いたのですが、それが悪かったようで、50個位の朝顔が全部枯れてしまいました。
初めての挑戦だったので、肥料も多い位の方が大きく育つだろうというような気持ちでした。結果、全滅でした。
このことは、子どもの成長にも言えるのではないかと思います。
子どもの成長のために、過剰に何でも与えて、子どもは成長どころか、四苦八苦している。
何てこともありえます。
子どもの成長を植物を育てることと同じように考えるとよいでしょう。
肥料の与えすぎは植物を枯らしてしまいます。
逆に肥料を与えないと、貧弱な植物ができてしまいます。
肥料を適量、よい時期に与えることが、立派な植物を作ります。
それと同様に、子どもにとってよいことを、適した時期に与えることによって子どもは大きく生長することになります。
ですから、今の子どもにとってよいことは何か、どの位が適量かを考えてみることは重要です。