「だけどー」は気持ちよくしない | 小川村塾ブログ

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生徒一人ひとりに合わせて「分かりやすい」を心がけて講習を行っています。

 「だけどー」「だってー」という返答が癖になっている人がいます。
 人との会話で相手の返答にいつも、これらの言葉を始めに言います。
 本人は意識していないけれども、これらの言葉は相手のことをまず、否定してから自分の意見を主張していることになります。
 このような会話では、相手はよい気持ちにはなれません。

 それに対して、「そうなんだー」「へーすごい」などの言葉を返答の始めに言う人の場合は相手にとっては気分のよい会話になります。
 これは相手の言うことをまず認めて、感心している言葉を言って、その後自分の意見を言うことになります。
 相手にとっては、まず先に自分の意見を認めてもらい、感心されることになるので、気分のよい会話になります。
 必然的に、相手にとっては話しやすく、好印象を持たれることになります。

 誰だって、人からは好印象を持たれる方がいいので、できるだけ会話の始めは否定的ではない、肯定的な言葉を使うようにしたいものです。

 そのためには、まず今までよりも会話の始めを意識するようにします。
 その会話の始めを肯定的な言葉から始めるようにします。
 そして、その肯定的な言葉が無意識のうちに出るようになれば、楽しい会話ができるようになっているはずです。