新学期が始まってから約1ヶ月が経ちました。
特に新小学1年生、中学1年生、高校1年生は周りの環境も大きく変わり、緊張もしていたこの1ヶ月間だったはずです。
5月は、その緊張もとけて学校生活にも慣れて中だるみになる月でもあります。
新しい学校になって、勉強面でも気分一新がんばろうと思っていた4月が過ぎ、学校生活にも慣れて手の抜き方も覚えてくる5月です。
新中学1年生に関しては、こちらでは小学6年生がそのまま中学1年生にスライドしただけなので、周りの人間関係については、ほとんど変わりなしというのが現状です。
ただ、小学生の時は最上級生だったのが、中学生になって、最下級生になっただけです。
小学1年生や高校1年生のように周りが新しくなり、新たに人間関係を作らなければならない環境ではありません。
そのことは勉強面では良い面よりも悪い面が出やすくなります。
高校1年生の場合、入試により入学してきていますので、学力差というのは、中学時代よりも少ないといえます。
ですから、ちょっとがんばって勉強したら、中学時代よりも成績がびっくりするほど良くなった。
という話を聞きます。
つまり、周りが自分と同レベルなので高校生になってから、勉強したか、しないかが成績に大きく現れるというわけです。
その点、中学1年生は周りが小学生の時と同じメンバーなので、できる、できないがだいたい推測できてしまうわけです。
推測してしまう、と言ったほうが良いでしょう。
そこで、中学生になったから、がんばって勉強しよう。
スタートラインはみんな同じだ。
という気持ちが持てない場合が多く出てきます。
その結果、勉強しても自分の位置は変わらない。
だから、勉強しても無駄だ。
なんて、中学1年生になったばかりなのに、もうあきらめてしまう人も出てきてしまいます。
これが、中学1年生に関しての勉強面での悪い面になります。
そのような気持ちを持たないで、中学1年生も新たにスタートラインに立つ心構えを再度持ち、5月を過ごしてもらいたいと思います。