映画「ツリー・オブ・ライフ」 | 小川村塾ブログ

小川村塾ブログ

小・中学生・高校生のための学習塾 [小川村塾]
〒417-0842 静岡県富士市三新田9-20TEL 0545-32-0662   
生徒一人ひとりに合わせて「分かりやすい」を心がけて講習を行っています。

 以前、映画館で「ツリー・オブ・ライフ」の予告編を観た。
 その時、スメタナのモルダウが流れる中、ブラッド・ピッドとショーン・ペンが出演している映画で何となく気になる映画だと思っていた。
 その映画がカンヌ映画祭で賞を受賞したということで、期待して映画を観た。
 
 観ている途中で、こんな感じの映画は学生の頃に、よく観たと思った。
 映画を数多く観ていた学生の頃は、何が何だか分からないという映画が多くあった。
 久しぶりにそんな感じを思い出す映画を観たおもいだ。
 
 今回の映画の感想は、と聞かれたら、「分からない」と答えるしかない。
 ドキドキ感もないし、何か見終わった後でズシリと重く残る物もない。
 そもそもキリスト教が体にしみ込んでいたり、宗教に対する素養がない自分には理解しがたいところがあるのだろう。
 宗教に対して、あまり関心がない平均的な日本人には受け入れがたい映画だろう。

 昔、アメリカを一人旅していた時に、
「宗教は何を信仰しているのか」
 と尋ねられたことがある。
「何も信仰していない」
 と答えると、すごくビックリされて、人間ではないとまで、思われたような感じがした経験を思い出した。
 
 映像はきれいで、バックに流れるクラッシックなどもよかったんだけれど、内容は分かりずらい、というのが素直な感想だ。
 そもそも、この映画はブラッド・ピッドとショーン・ペンが出演する必要があったのだろうか、という疑問が残る。
 まあ、2人が出演しているということで、この映画を観ることになったのだけれども。