大学受験のために受験勉強をしている高校3年生は、今の時期は模試も多くなり、ストレスがますます溜まります。
寝不足が慢性化していて、体力が弱っている受験生には、最近のように気温変化が激しいと、風邪も引きやすくなってしまいます。
風邪を引いたりして、体調が悪い時は早く寝て、まずは体調を整えてから勉強をした方が効率がよいと思います。
でも、当人にとっては早く寝ることができません。
受験勉強をしていない、というストレスが溜まってしまいます。
そこで、風邪をこじらせてしまうかもしれないけれど、体調が悪いまま受験勉強をすることになります。
外野はそんな体調が悪い状態で勉強しても、頭になんか入らないから、無駄なことは止めて、体調を治すことに専念した方が良いと薦めるでしょう。
でも、勉強の効率は悪いかもしれないけれど、本人にとっては、勉強することで精神的に安定するならば、無理して勉強するのもひとつの方法だと思います。
本当は睡眠をしっかり取って、脳を働きやすくして、勉強をした方が効率はよいでしょう。
しかし、精神的に安定することを考えると、睡眠を削って勉強していることは否定すべきことではなくなります。
本当はこの方法が効率的で良いのではないかと思っても、本人が納得できなければ、無理強いはどんなによい方法でもさせるべきではありません。
睡眠を削ってまで、がんばっている受験生には、希望大学に合格させてあげたいと思うけれども、こちらができることは、気持ちよく、勉強しやすい環境を作ってあげることぐらいです。
さらにできることとしたら、残念ながら、神様に合格を祈る、という原始的なことになってしまいます。
「神様、がんばっている受験生には希望大学の合格をあげてください」