周りが整理整頓されて、きれいな状態が嫌だと思う人は少ないでしょう。
ただ、そのような状態にするためには常に掃除をして、整理整頓を心がけていなければなりません。
ほとんどの人は、自分も含めて、そんなことはできない、と言うでしょう。
汚い部屋ときれいな部屋のどちらに入りたいですか、と問われれば、やはりきれいな部屋の方がよいと答えるのが当然です。
今日は部屋をきれいにしようと思って、整理整頓をして部屋がきれいになったとします。
当然、気持ちもよい気分になります。
でも、結局は忙しさに負けて、いつの間にか部屋が雑然となってしまいます。
そんなことのくり返しにより、いつの間にか、きれいさを求めなくなってしまいます。
頭の中も整理整頓されていれば、問題を解決する時にも、どの引き出しに答があるのか、すぐ分かるので効率がよくなります。
でも、どのような状態が頭の中が整理整頓されている状態なのか分かりません。
頭の中に道があったなら、碁盤の目のような道が立体的にはりめぐらされていれば、整理整頓された状態なのかもしれません。
道も目的地まで行くのに、くねくね曲がって込み入っているよりも、碁盤の目のように直線で結ばれている方が目的地に行くのにも分かりやすいし、速く着くこともできます。
このように、整理整頓されて、きれいな状態の方が色々と効率がよいことは分かっています。
けれども、忙しいという口実で、使った物も整理しないで積み上げてしまうのが現状です。
そんな中、しっかりと整理整頓できる術を得た人が効率よく人生を送っているのでしょう。
部屋が汚いのが若者の特権だと思っています。
けれども、その中で、きれいにできる者が将来、人と違った人生を歩むのでしょう。