行動することに自信がなさそうな子どもが増えている。
このことは、子どもに限った事ではない。
世の中全体がそのような雰囲気なので、世の中を反映しやすい子ども達に表れているのだろう。
ちょっと何かをする時に、「面倒だ」という言葉を言う。
これも、なくならない。
以前よりも多く耳にするような気がする。
この言葉により、行動にブレーキがかけられる。
前に進もうとする気持ちにもブレーキがかけられてしまう。
その方が、その時は楽だから、「面倒だ」という言葉で、前に進むことを止める。
楽を覚えると、苦しいことには、できるだけ向かおうとしなくなる。
ますます「面倒だ」という言葉の出番が増えてくる。
「面倒だ」という言葉が「やってみよう」という言葉に変えることができれば、それだけで前進する。
言葉にすることができないなら、まずは心の中で「やってみよう」と言ってみると、だいぶ違うはずだ。
それだけで、マイナスの言葉が減る。
マイナスの言葉だけでなく、気持ちも減らさなければならない。
「もうだめだ」と諦めてしまった瞬間に全てが崩壊していく。
一部が崩壊するのではなく、全てが崩壊していく。
だから、「もうだめだ」という気持ちは持ってはいけない。
時々、自分にそのように言い聞かせている。