テレビドラマの「相棒season9」が現在放映されているが、視聴率が高いようだ。
以前は「相棒」を観るのはオジン臭いと思っていた。
「相棒」は年配の人が好んで観るドラマだと思っていた。
ある時、スペシャルを観たら面白かったので、シーズン6くらいから、ずっと観ている。
初期の頃の作品はDVDを借りてきて観た。
やはり、スペシャルは力が入っていて、面白い作品が多い。
正月スペシャルが恒例になってきているようで、箱根駅伝と同様、楽しみにしている。
スペシャルの中でも「バベルの塔」は傑作だ。
冒頭のシーンを引きずって、ドラマを観ていくことになる。
最後は、結局はああなるんだ、と思って観ていると、またまた驚きの結末。
伏線がいっぱいあって、それらがいつの間にか結びついて、面白さに変わる。
観ごたえのある作品だった。
この作品は映画館で観てみたいと思った。
映画として観ても、傑作として残る作品と言えるだろう。
「相棒」はシーズンごとに視聴率が上り調子になっている。
これは、ちょっと観てみるか、という気持ちで観た人が、ちょっとではなくなっているということになる。
1回、味をしめるとなかなか止められない、というところがあるわけだ。
これは韓流ドラマがそのような傾向があると言われた。
自分も「猟奇的な彼女」を1週間、毎日観てしまった。
つまり、1週間で7回観たことになる。
確かに、言われている通りだと思った。
止められないで、何回も観てしまうということは、何かが作品にあるということになる。
その何かが、作品の持つものなのか、周りの環境によるものなのかは分からない。
「相棒」も同じような話の繰り返しで、飽きがくるはずなのに、飽きさせない何かがあるのだろう。
それが、作品の持つものなのか、周りの環境によるものなのか、やはり分からない。
でも、とにかく「相棒」の視聴率が高いということは、1ファンとして素直にうれしい。