社会の重要語句を覚えるのにマーカー(蛍光ペン)を使って覚えることはよく使われる方法です。
しかし、効果的に使われているかというと、ちょっと疑問になります。
特に、注意したいのはマーカーできれいに教科書を塗って勉強した気になっている人が多いということです。
五色くらいのマーカーを使って、教科書をきれいに塗って、マーカーで塗られていなところはないほど、きれいに塗りまくっている。
何のためにマーカーを塗っているのかということをもう一度考えてみる必要があります。
マーカーは3色までで、これ以上になると色を塗る効果はなくなってしまします。
たとえば、社会の教科書を読んで、重要箇所をマーカーを使って色塗りしていく場合、人名は黄色、年号は青色、重要語句はピンク色というように、重要なところに色を決めて塗っていきます。
このように、色を決めて塗っていくと、教科書の1ページを見てみると、黄色はいくつ、青色はいくつ、ピンク色はいくつというように、すぐに数が分かるので、このページではどのくらい時間がかかるのかも分かる。