静岡県の私立高校の入試が明日、あさってと始まる。
静岡県では東京などと違い、公立高校の方がレベルが高いので、公立高校を私立高校よりも第一志望校とすることが多い。
そこで、公立高校の併願校として私立高校を考える生徒が多くいる。
もちろん、私立高校単願の生徒もいる。
その結果、私立高校の入試の倍率が、高い学校は５倍などという数字になる。
倍率だけ見ると、合格はむずかしいと思われがちだけれども、公立高校との併願の生徒が多くいるので、受験した、ほとんどの生徒が合格となる。
受験校を決定する時に、中学側で成績の合計である内申点などで、ふるいにかけている。
そこで、私立高校受験の場合は、合格できる高校を受験することになる。
だから、ほとんどの受験者が、私立高校は合格になる。
そのことは分かっていても、受験する中学生にとっては、合格の通知をもらわない限り、合格は確信できない。
倍率の高さに、びびって試験にのぞむことになる。
ほとんど合格できるんだよ、と言っても、安心はできない。
不安と共にいるのが受験生なのだ。
明日の入試では、自分がむずかしいと思ったところは、他のみんなもむずかしい。
自分ができないところは、他のみんなもできない。
と考えてよい。
自分と同じようなレベルの人間の集まりと考えてよい。
だから、できるところは確実に点を取ることを考えて、入試に臨むことが得策となる。
とにかく、落ち着いて普段通りの気持ちで入試に臨むことがいちばんだ。
平常心が合格を引き寄せる。
がんばれ！受験生！