小説「夜明けの街で」東野圭吾著を再度読んだ。
映画「夜明けの街で」が公開される関係上、原作の小説も新聞などに広告が出ていて、大ベストセラーになっているらしい。
以前、単行本で発売された時に読んでいるのだけれども、内容が何も残っていない。
それほどのインパクトがなかったということになる。
映画が公開されるということで、ちょっと気になって、内容が知りたくなって、再度小説を読んでみた。
東野ファンに怒られるかもしれないけれど、たいしたことがなかった。
だから、以前読んでいても印象が残っていなかったのだろうという結論になった。
以前読んでいるのに、ミステリーなのに、結末が最後にくるまで思い出せなかった。
ちょっと、寂しい感じだ。
東野圭吾作品は結構読んでいるほうだ。
やっぱり、「白夜行」「容疑者Xの献身」は傑作だ。
それを求めて東野作品が出ると読みたくなる。
そして、東野作品は出版されるのが多い。
出版されるペースが早い。
ベストセラーには発売されるとすぐになる。
自分と同じような気持ちの人が多いのかもしれない。
でも、読んでもなかなか「白夜行」「容疑者Xの献身」レベルの作品にはとどかない。
また、そのレベルの作品が読みたい。
そんな思いで東野作品を読むので、落胆も多いのかもしれない。
でも、発売されたら読みたくなる。
そして、発売されるのも待っている。