中学3年生の学力テスト対策として講習した平成20年度の英語の過去問の長文が方言について書かれていた。
講習後、生徒と方言について少し話をした。
富士市の方言では、やはり「ら」「だら」が筆頭にあげられるだろう。
「明日、行くら」…明日、行くよね 「そうだら」…そうだよね
こんな感じで、「ら」「だら」を語尾につけて、同意を求めるような時を中心に会話の多くに使われている。
そして、方言がそうであるように、周りでみんなが使っているので、方言だとは使っている者たちは思っていない。
学生達は特にそんな感じだ。
「…ら」、「…ら」と会話には多く使われている。
大学などに行って、初めて方言だと気づくことが多いだろう。
方言は愛すべきものと思うけれども、話す相手に通じなければ、会話は途切れることになる。
雰囲気で相手には何を話しているのか理解はしてもらえるけれど、学生のうちは愛嬌としてとらえてもらえるだろう。
けれども、社会人になったならば、ちょっと考えなければならない。
仕事の打ち合わせなどで、日本各地から集まってきた人たちと会話をする時には、やはり方言は遠慮しなければならないだろう。