先生や友達の悪口をすぐに言う子どもがいる。
先生など、あだ名や名前の呼び捨てで悪口を言う。
聞いていて気持ちがよくない。
人の悪口を言うことはよくない、と言うのは簡単だ。
でも、悪口を言うことで、ストレスを軽減させている、と書かれた本を読んだことがある。
悪口を言ってはいけないと思って、表に出さないで体に溜め込んでいると、そのストレスにより体調が悪くなってしまうというのだ。
そこで、対処法のひとつに、ゴミ箱みたいな入れ物を用意して、その中に言いたい悪口などを言って、捨ててしまうとよい、と書かれていた。
ただ、ゴミ箱に向かって、悪口を言っているというのも、あまりよい姿とはいえない。
やはり、悪口などは言わないのが、よいだろう。
悪口を言わないようにするというよりも、悪口が浮かばないようにするのがいちばんよい。
できない相談かもしれないけれど、悪口にとらわれてはいけない。
相手の立場にたって考える習慣をつければ、悪口は少なくなるだろう。
悪口が出てこない生活が、当たり前と思えるようにしたいものだ。