牛乳パックの開け方 | 小川村塾ブログ

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 牛乳パックを開けるのにあけ口ではない方の箇所を開けてしまった。
 開ける時にきれいに開かないのでおかしいとは思っていた。
 そして、開けた後、よく見たら閉じている方の箇所にあけ口と印刷されているのが目に入った。
 また、やってしまった、という感じ。時々、こんなことがある。
 
 このあけ口ではない方を開けてしまった場合、その開けた口から牛乳をコップに注ごうとすると大変だ。
 たいてい牛乳は変な方向から流れ出て、コップに入らずに外に出てしまうものが出てくる。
 つまり、コップの周りのテーブルを牛乳で汚してしまう。

 どうして、あけ口ではない方を開けてしまうことがあるのか。
 逆にどうして、いつもはあけ口の方を開けているのか。
 ちょっと不思議に思った。

 いつも何気なく牛乳パックを開けて牛乳を飲んでいたと思っていたのだけれども、脳はしっかりとあけ口を認識していた。
 あけ口と明記されている方をちゃんと見て開けていた。
 無意識にしていると思ったけれども、しっかりと意識して行動していたことになる。

 日常生活で、いつもしていることの中で結構、無意識のうちにやっているようなことがある。
 その中で目などの感覚器官からの信号を脳がしっかりキャッチして、行動に移していることは多いのだろう。
 つまり、無意識にしていると思っていたことも、多くは意識のもとにしていたことになる。