久しぶりに走った。
2年ぶりか、3年ぶりか、とにかく毎日走っていたのは遠い昔のことだ。
忙しくて走る時間が取れないということで走らなくなってしまった。
走らなくなると楽になる。
一度、怠けることを覚えると体は楽な方を選ぶ。
それは分かっていても、実際走る時間を取ることがむずかしい状態で、無理をしてでも走る時間を取ろうとは思えなかった。
そこで、走ることを忘れてしまった。
それが急に昨日、明日走りたいと体が言ってきた。
以前から、その要求はあったのだけれど、それが遂にあふれ出たという感じだ。
そこで、今日久しぶりに走った。
走り始めは、体が重く、足も重く、これではほとんど走ることはできないのではないか、と思われた。
でも、少し走ったところで体が走ることを思い出してきた。
久しぶりなので無理はしないでおこうと思っていた。
けれど、思ったより走ることができた。
明日は筋肉痛で足は大変な状態になるだろうという位、走ることができた。
体が走ることを覚えていた。
このことは、勉強などにも言える。
勉強をしっかりする習慣をつけておけば、途中で勉強しなくなっても、必要な時には体が覚えていて、しっかり勉強できる。
勉強することは学生の時だけではない。
逆に、社会人になってからの方が必要だと言える。
その時に、勉強する習慣がついていた人は、勉強することが苦痛にならない。
勉強することが当たり前のようにできる。