中学生の数学について、以前と少し変わってきていると、最近思い始めていることがある。
それは、以前は、男子は英語が嫌いで、数学が好きという傾向があり、女子はその反対の傾向があると思っていた。
それが、最近は男子も数学が嫌いな子が多くなっているようだ。
昔、英語がすごく苦手な男子が入塾してきた。
その男子は、英語が苦手で、中学3年生になっても、中学1年生始め位のレベルしかなかった。
そこで、その男子には、数学の勉強をどんどんさせて、数学の点で英語の点をカバーする方法をとった。
英語の勉強をすると、時間がかかって、なかなか進まない。
そこで、時間を有効的に使うことを考えると、英語より数学の勉強に時間をかける方が効率的だった。
その結果、その男子は数学のテストでは、50点満点中50点の満点を取った。
でも、英語は12点だった。
2科目の平均点は31点となる。
彼にとっては上出来といえた。
この例のように、以前は、男子は英語よりも数学を勉強するのが好きだった。
そこで、英語のカバーを数学ですることができた。
それが最近は、数学の勉強が嫌いな男子が以前よりも増えているような感じがする。
それでは、英語のカバーができない。