チューリップを毎年、この時期に塾の周りに200個位植えている。
今年は、まだ植えていないので、少しあせっている。
チューリップの球根はだいぶ前に購入してあるのだけれど、そのまま袋の中で眠っている。
チューリップを植えるつもりの場所に、マリーゴールドが咲いているので、なかなかチューリップを植えることができなかった。
でも、さすがに、もう植えなければならないだろう。
チューリップを植えて驚いたことは、自然界の正確さだった。
それは、ある時、新聞でチューリップのことについて書かれた記事を読んだことによる。
チューリップは球根で植えて、花を咲かせるものと思っていたが、種子からでも、花を咲かせることできるそうだ。
ただ、種子を植えた場合、花が咲くまで5年かかるということだ。
5年も、土の中にある小さなチューリップの種子の管理をするのは、考えられない。
でも、もし種子を植えて、5年間しっかり世話をして、その後チューリップが咲いたなら、感動ものだけれど。
チューリップは0度位の寒さを50日間位過ごして、最低気温が7度位になると、芽が土から出てくるらしい。
そんな記事を読んで、ある時、塾の周りを掃除していたら、土からチューリップの芽が少し出ていた。
そこで、その日の最低気温を新聞で調べてみたら、7度だったので驚いた。
新聞の記事に書かれていたとおりだ。
自然界の仕組みは、正確にできていて、正確に実行されている。
春夏秋冬、季節の変わり目には自然界の行事が正確に行われている。
気温が低くなれば、雪が降り、雪が解ければ、花が咲く。
地球温暖化で、冬に桜が咲いた。
すると、人は自然界が狂ってきたという。
でも、本当は自然界は狂っていない。
桜が花を咲かせる正確な条件が揃ったので、桜は花を咲かせただけだ。
自然界は正確に動いている。
ただ、人が決めた事柄に沿っていなかっただけのことだ。
自然界の仕組みは正確と考えると、地球の気温が上がって、ある温度に達すると、大雨が降って、温度を下げるようになっているかもしれない。
大雨がずっと続いて、地球上を洗い流すようになっているかもしれない。
それが自然界の仕組みならば、正確に実行される。