思考の素 | 小川村塾ブログ

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生徒一人ひとりに合わせて「分かりやすい」を心がけて講習を行っています。

 頭の中で考えて、それを表現することは、思考を頭の中から出すことになる。
 常に頭の中から出すことだけをしていると、やはり、思考は少なくなってくる。
 思考の素を頭の中に入れて、貯めておかなければ、思考は出にくくなってくる。

 では、思考の素は何であり、どのようにして入れることができるのだろうか。

 それは、旅行をすることであり、何かおいしい物を食べることであり、景色を見たり、本を読んだり、スポーツで汗を流したりすることである。
 つまり、行動すること、すべてが思考の素になる。

 それなら、生きていること自体が行動することなのだから、別に普段通りでいいという結論になる。
 思考の素は、普段通りの行動で、しっかり頭の中に入れられることになる。

 でも、そうとは限らない。
 普段通りの生活が惰性の流れに乗っているならば、思考の素は頭の中に蓄積されない。
 毎日、同じことの繰り返しでは、思考の素は頭の中に貯まらない。
 新しい発見がなければならない。

 つまり、毎日を惰性の繰り返しではなく、新発見の繰り返しにしなければならない。
 同じことを毎日していると考えるのではなく、同じようなことをしていると考えるべきだ。
 毎日が新しいことで、今までと同じことはない、と考えるべきだ。

 つまり、毎日を新発見の日と考え、刺激のある日とする。
 そのことが、思考の素を頭の中に蓄積させる。
 そして、思考を外に出しやすくする。