neko*******さん

2010/5/28 8:44

まず、多くの人が勘違いしているように見受けられます(過去の書き込みを見ても)が、「コーンスターチ」とは一言も書いてないですよ。 まあ確かに紛らわしい表現ですが、「コーンスターチ」でも「コーン・スターチ」でもなく「コーン、スターチ」。「コーン」と「スターチ」なんですよ。とうもろこしと、「でんぷん」なんですよね。キリンでは「スターチ」と書いてあっても「コーンスターチ」を使っているそうです。他社は聞いていないので分かりません。 入れるとどうなるか。ビールを飲み比べたことはありませんか? たとえば「スーパードライ」「キリンラガー」「黒ラベル」「バドワイザー」などの副原料(米、コーン、スターチなどなど)使用のビールと、「一番搾り」「モルツ」「エビス」「ハイネケン」「プレミアムモルツ」などの麦芽100%ビールですね。 一番搾りやモルツですと分かりづらいかもしれません(理由は長いので省きます)が、とりあえず副原料使用のビールは総じて「すっきりしている」「軽い」「ものによっては(ホップを強くきかせていなければ)金属っぽい匂いがする」などなどという特徴が多少なりともあります。 麦芽を多く使うと、エビスやプレミアムモルツのようにどっしり感(コクでもいいです)が出てきます。ベルギーのビールで有名な「シメイ」なんかがありますが、あれはとにかく麦芽を大量に使うのでどっしりしています。一度飲んでみてください。 日本は蒸し暑いですから、くどくないすっきりとしたものが好まれます。もちろん好みもあるので全員がそうだというわけではないですが、昔、スーパードライがバカ売れしたことからも想像がつくと思います。 麦芽を多く使うと、独特の風味が出ます。表現として適切かは分かりませんが、濃く出した麦茶のようなものでしょうか。それに対し麦芽と一緒に米、コーン、スターチなどを加えると、発酵に必要な糖分(でんぷんが酵素によって糖に変わります)を確保しながら、全体の風味にあまり影響を与えないということができます。結果、麦芽のコクが希薄なビールができあがる。というわけです。 中には「米を使うと米の味が出るから嫌い」という人もいますが、私にはさっぱり判別できません(笑)