息子は支援学校に通う高校3年生。
学校生活も残りわずかで、振り返ると色々挑戦もしたし、成長もいっぱいしたなぁと感慨深い気持ちになる![]()
先日、学校の個人懇談があり、担任の先生が息子のことを褒めてくれていたので、その内容をブログに残しておこうと思う。
2年生や3年生で担任の先生が代わることは、よくあるのだけど、息子の場合はたまたま3年間同じ担任の先生だった。
女性で若いのに、すごく落ち着いていて、字もキレイ。何より、子供たちの事をよく観察してくれている。いつも親と同じ視点でいてくれるので、共感し合えることが多い。
だから、些細な出来事でも何でも話したくなる。そんな先生中々出会えないと思う。
まず、3年間ですごく成長を感じると担任の先生が言ってくれた。
例えば…
•お友達が、突然大きな声を出したら、優しく背中をさすってあげている。
•お友達が何度も同じ事をしてきても、何度も付き合ってくれる。
•お友達のフードを何も言わずに直してあげてい た。今までなら、直してあげたことを褒めてほしいのか、先生に教えてくるらしい。
でも、最近はやってあげても先生に報告したりしない。黙って直してあげている。
•お友達が元気がないと『大丈夫?どうしたの?』と優しく着替えを手伝ってあげていた。
•最近はマネージャーのように、クラスみんなのスケジュールを把握している。
この授業のときは、誰はどこの教室に移動すのか把握していて、みんなを誘導してくれる。
という内容だった。
息子はとにかく優しくて、気遣いがすごい。
それは、家族間でも同じでよく知っている。
でも、兄弟もいないし、そのようにしなさいと教育したことも一度もなく、恐らく生まれ持った性質なのだろう。
上手く言えないけど…知的な遅れはあるのだけど、魂の格が遥かに上のような…そんな感覚はいつも感じる。
私の方が親なのに、教わることが多いというか…不思議な感覚。すごく洗礼されている。
主人も同じように思っているらしい。
卒業後は、息子が行きたい事業所さんでお仕事をすることになるのだけど、まだ確定はしていない。3年生最後の実習に行って、事業所さんのOKが出れば卒業後に通える。
息子の希望が叶うといいなぁ![]()