皆様こんにちは。
6月最終日という事で今年もいよいよ折り返し、明日から後半戦のスタートですね。
さて昨日になりますが、アウトレットバイク大阪さんのご協力もあり、弊社にXSR155(車両型式:8BK-RGB5J)が入って来ました。(アウトレットバイク大阪さん、ありがとうございます。)
で、先にもお伝えしてた通り、OBDⅡのセンサーボス2個目がエンジン下にしっかり生えていますね。
このXSR155のエンジン型式は(G3Y5E)、エンジン型式こそ違いますが国内仕様のYZF-R15(G3U4E)と基本的にボア・ストロークや圧縮比、エンジンスペックを含めて同じプラットフォームのエンジンとなります。
市販化こそしませんでしたが、今回採用するショートオーバルサイレンサー仕様で既にベンチテストで満足いく結果も得てるので、OBDⅡを採用したXSR155用にO2センサーボスを増設し一気に7月の試験に持ち込んで・・・といきたいところですが、そうは問屋が卸してくれなさそうです・・・(笑)
因みにJMCA認証試験もしっかり合格はして来てるのですが、この仕様は触媒が黄丸の位置にあって増設されたセンサーボスは矢印の位置くらいにあり・・・、つまり今回のXSR155では触媒を移動する必要があります。
まぁそこまでは想定内なんですけど、XSR125ではエキパイの奥にレゾネーターを並列で仕込んでおり、これは近接騒音値の軽減や音質面を考量しての事でしたが、触媒を前方に移設する過程でレゾネーター自体を無くすか、移設する必要もあります。
小ぶりなショートオーバルサイレンサーであるが故にサイレンサー単体だと音量は何とか下げられたとしてもサウンド(音質)を造り込む過程でレゾネーターはかなり重要に関わってきます。
また当時のXSR125の開発時はYZF-R125同様、R15に比べて純正を上回る様なパワーフィールを得る事が大変難しく、相対的にコンパクトな管長、小容量のサイレンサーであるショートオーバル仕様において音量・音質面のみならずパワー面でもこのレゾネーターが活躍してくれました。
正直、YZF-R15同様XSR155の場合はベンチテストデータも豊富かつそこまで苦労する事は無いと思っていますが、音量・音質を造り込む上でレゾネーターの位置変更もしくはそれに変わる機能をなるべく目立たないところに仕込みたいと思っています。
それと一番の問題点としてOBDⅡ採用による「触媒劣化診断」の問題。
「排ガス規制が厳しくなるので触媒が大容量化となり、触媒コストが増大しますよ~。」という単純な構図以上にマフラー屋さんとしては感化出来ない重要な問題が潜んでいます。
確かに触媒によるコスト増加はマフラー価格に影響しますので、我々のみならずお客様にとってもデメリットでしかない話でいかんともしがたい話ではありますけど。。。
触媒に関しましては次回以降のブログで書きたいと思いますが、まずは純粋にXSR155を乗ってみて、車両の素性を確認しつつマフラーの方向性もしっかり見据えて開発に入りたいと思っています。
という事で車両整備を行ってフィーリングを存分に体感出来る様に乗り回してみたいと思っています。
それでは本日はこの辺りで。







